Time Out Paris Bar Awards
10軒のベストバーはこちら！

2014年11月末、ロンドン発のフリー情報メディア『タイムアウト・パリ』が、Time Out Paris Bar Awards授賞式を開催しました。

会場は、今年オープンしたばかりのロフト風の大箱バー『カフェ・ド・ラ・プレス』です。

パリのベストバー10軒を選出するこのイベントは、10カテゴリーを設け、それぞれの１位にカテゴリー大賞を与えるというもの。

今年がその記念すべき第1回目となり、今後定例化する予定なんだとか。

さて、各カテゴリー大賞の選出方法は、まず、絶大な情報力を誇る『タイムアウト・パリ』がパリのバー50軒を厳選し、この中からファン投票で最終決定を行います。

ファン（つまりはリアルなパリジャン＆パリジェンヌ）を巻き込むことにより、近年盛り上がるパリのバーシーン全体がさらに沸き立ち、受賞会場には大勢のオーディエンスがつめかけ大盛況となりました。

以下、DJが奏でる大音量のダンスチューンとともに贈呈された、各賞の受賞バーです。

Time Out Paris Bar Awards：

１　ベストコンセプト 賞　
Le Gossima Ping-Pong bar
4 rue Victor Gelez, 75011 Paris

２　ベスト「近所のバー」賞
Chez Ammad
18 rue Véron, 75018 Paris

３　ベストクッキング賞
Farago
11 cour des Petites Ecuries, 75010 Paris

４　ベストワインバー賞
En Vrac
2 rue de l'Olive, 75018 Paris

５　ベストミュージックバー賞
La Petite Chaufferie
32 rue de l’Echiquier, 75010 Paris

６　ベストニューオープン賞(2014)
Le Café de la Presse
36 boulevard de la Bastille, 75012 Paris

７　ベストナイトバー賞
Les Furieux
74 rue de la Roquette, 75011 Paris

８　ベストビアバー賞
Les Trois Huit
11 rue Victor Letalle, 75020 Paris

９　ベストテラス賞
La Sardine
32 rue Sainte-Marthe, 75010 Paris

10　ベストカクテル賞
Le Sherry Butt
20 rue Beautreillis , 75004 Paris

受賞バーのリストをみて思うのは、「パリのバーカルチャーは本当に右岸の文化だ」ということ。

左岸からは1軒も出ていません。

※一般的に、セーヌ川左岸はいわばよそ行きの気取ったパリ、一方右岸はリアルな生活が根付くダウンタウン的なパリ。もちろん右岸にもブルジョワ的なエリアはありますが、今回選ばれたバーが多くあるのは庶民の生活エリア！

つまり、パリの人々にとって「バー＝生活の一部」という位置付けがはっきりと分かる結果となりました。

さて『タイムアウト・パリ』は情報の質に定評が高く、フランスの某有名情報誌の編集長も、どうどうと太鼓判を押しているほど。

今後、Time Out Paris Bar Awardsは、パリのバー業界全体の一年を締めくくるお祭りとして、定着する予感です！

Time Out Paris Bar Awards2014
http://www.timeout.fr/paris/bar/awards/les-gagnants

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