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今月のカクテル
おすすめクリスマスカクテル
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提供:DRINK PLANET編集部
1年の終わりを迎えるこの季節、世界のバーシーンでは “フェスティヴ(Festive)=祝祭” をテーマにした冬の特別メニューが登場します。
とりわけカクテル文化が成熟するロンドンでは、毎年11月を過ぎると、街の名バーが「スパイス」「ベリー」「ホットドリンク」「クラシックの季節アレンジ」といった要素を巧みに織り交ぜた“冬だけの一杯”を展開しています。
今月は、これらを参考に、クリスマスシーズンに相応しい“冬ならではのアイデア”をご紹介。

Images: Gingerbread Martini(by Tsuda Atsushi / SUKIYABASHI SAMBOA) / Milongas(by Bischoff Philip / BKK Social Club)
ロンドンに見る“フェスティヴの今”
■王道フェスティヴのクラシック・スタイル / 108 Bar(The Marylebone)
ロンドンを代表するホテルバーのひとつ「108 Bar」は、毎年クリスマスシーズンに 「Festive Cocktail Menu」 を公式に発表しています。
今年も同様に、
• ジンジャーブレッドを効かせたショート
• クランベリーやスロー・ジンを活かした赤いスプリッツ
• チョコレート&スパイスのデザート・マティーニ
など、冬を象徴する素材を“上品に落とし込んだ”構成。
技法はクラシックに忠実で、味わいの軸も明快。そのまま応用できる“王道のフェスティヴ”です。

Images: Bicerin NISHIYA(by Nishiya Kyohei / COFFEEHOUSE NISHIYA) / Rosemarie(by Bischoff Philipp / AMANO Bar)
■伝統 × 物語性のある冬のカクテル / Mr Fogg’s
ヴィクトリア朝の世界観をモチーフにした Mr Fogg’s は、毎冬 “Christmas at Mr Fogg’s” と題して季節のリバイバル・メニューを展開しています。
• Mulled Wine(ホットワイン)
• Festive Punches(冬のパンチ)
• Seasonal Libations(季節のカクテル)
といった伝統的な英国の冬の飲み物とクラシックカクテルを巧みに組み合わせたメニューが特徴です。
特にスパイスを加えたホット系とショート/ロングを共存させる“二軸の運用”は、すぐに取り入れやすい手法のひとつかも。

Images: Truffle Old Fashioned(by Boudreau Jamie / Canon) / Yamazaki Old Fashioned(by Torigata Gento / Pantechnicon ※当時、現 Waltz)
■プレミアムスピリッツの“ギフト感”アプローチ / Nightjar
ロンドンを代表するスピークイージー Nightjar は、季節ごとにテーマ性の高いカクテルを発表し続けています。
近年は、Hennessy XO など高品質スピリッツと組んだ リッチなクリスマスショートがメディアに紹介されており、“冬=贈り物の季節” にふさわしい贅沢さを特徴としたスタイルが印象的です。
華美になりすぎず、素材の上質さを主役にしたフェスティヴ表現は、日本のバー文化との親和性も高いでしょう。
生かせるアイデア!
すぐにでも活用できる冬の方向性”3つ!
1) スパイスを効かせたショート
• ジンジャーブレッド
• シナモン
• ナツメグ
• クローブ
• カルダモン少量
クラシック(マティーニ/サワー/マンハッタン系)に “ひと匙の冬” を加えるだけで、上品なフェスティヴカクテルに!
2) ベリーやスローを使った“赤のスプリッツ/ミュール”
• クランベリー
• スロー・ジン
• ラズベリー
• レモン/ライムを少量
鮮やかな赤はそれだけで祝祭感があり、スプリッツやミュールは食前酒としても、若いゲストにも強い人気。
ロンドンでも定番化している冬のスタイルです。
3) ホットパンチ & ホットカクテル
• Mulled Wine(赤ワイン+スパイス)
• Apple Punch
• ホットラム・パンチ
• ホット・ウイスキーベース
Mr Fogg’s のように、ホット系と冷たいカクテルを併存させるメニュー構成は、「滞在時間を伸ばしたい時期」に特に効果がありそうです。

左から「I love you like a punch in the head」(The Pontiac)、「Poor Willy’s Mule」(Little Red Door)、「DELICIOUS」(AMANO Bar)
今月のカクテル
クリスマスらしさと日本のバー文化との親和性を両立した一杯を提案します。
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■カクテル名 / バーテンダー名: I love you like a punch in the head アイラブユー・ライク・ア・パンチ・イン・ザ・ヘッド by Beckaly Franks/ベッカリー・フランクスさん
バー名: The Pontiac / Hong Kong
メスカルが繰り出すセクシーな刺激!誕生の背景には男女のエピソードが・・・
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■カクテル名 / バーテンダー名: Poor Willy’s Mule プア・ウィリーズ・ミュール by Mark Scotts/マーク・スコッツさん
バー名:Little Red Door / Paris
自家製クリスマスモーニングシロップを効かせた、複雑なのに飲みやすい口当たりの一杯
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■カクテル名 / バーテンダー名: DELICIOUS デリシャス by Philipp Bischoff/フィリップ・ビショフさん
バー名:AMANO Bar / Berlin
一口飲んだら「もうクリスマス?」と思ってしまうようなスパイスが効いた味わい
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