元ITエンジニアが手がける
フランス生まれの甘酒 「Epiq 」!

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元ITエンジニアが手がける
フランス生まれの甘酒 「Epiq 」!

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ナチュール、黒ゴマ、そば茶……。一風変わったフレーバーの甘酒をパリのニッチな店で見かけるようになった。パリで甘酒!? 甘酒を知る人がほとんど皆無のフランスで、甘酒作りにのめり込んだラファエル・ヴィセント氏と、彼が手がけるパリ産甘酒「Epiq」を取材した!

Keiko Sumino Leblanc(パリ在住)

「Epiq」甘酒3種。左から、ナチュール、そば茶、黒ゴマ。

フランスの甘酒青年との邂逅。

出会いは「umami matcha café」のイベント。

パリに抹茶(マッチャ)ブームを巻き起こした日本食材店兼カフェの「umami matcha café」で、甘酒の試飲会が開催されるという情報をキャッチした。

2021年11月のことだ。

フランス随一の米どころカマルグ産の長粒米を使った、フランス生まれのローカル甘酒だという。

残念ながらこの時のイベントには参加できなかったものの、4ヶ月後の2022年2月、「saké bar」 で開催された日本酒試飲会で「甘酒を作っています」と自己紹介する青年に遭遇した。

パリ産甘酒「Epiq(エピク)」の生みの親、ラファエル・ヴィセント(Raphaël Vicente)氏本人である。

「あ! 先日『umami matcha café』で試飲会をした、あの甘酒ですね?」と、すぐに意気投合。

今思えば、この巡り合いからして不思議な偶然である。なぜなら彼はこの試飲会に招待されてはおらず、たまたま会場の前を通りかかり「saké bar」オーナーのユーリン・リー氏と立ち話をして中に入れてもらうことになった、というのだから。

甘酒青年を前にし、最初の問いは当然「なぜ甘酒を?」であった。

甘酒は、フランスでは非常にマイナーな食品なのである。それなのに、なぜ?

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