【新型コロナウイルスに関する
世界のバー事情レポート②】パリ編

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【新型コロナウイルスに関する
世界のバー事情レポート②】パリ編

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、フランス・パリでは2020年4月15日現在、飲食店の営業が禁止されている。そんななか、カクテルバー「MABEL」のオーナーバーテンダー、ジョゼフ・アカヴァン氏にインタビュー。国や事情はそれぞれ違うけど、バー業界にとって少しでも役に立つことを願って。

Keiko Sumino Leblanc(パリ在住)

外出制限中のパリは、凱旋門前もこんな寂しい感じ。©Bertrand Gréco

パリは3月15日から飲食店等の営業禁止。

2020年3月17日正午から、フランス全土で始まった外出制限。

バーを含む飲食店、映画館、美術館等の営業が禁止されたのは、それに先立つ3月15日0時からだった。

フランスでの新型コロナウイルスの発生は、1月24日、中国人観光客から3名の感染者が確認されたことに始まる。

政府は迅速かつ慎重に対応し、感染のコントロールを試みるも、1ヶ月後の2月23日に発令した感染症危険情報レベル1の時点で、感染者12名、死亡者1名。

その2日後の2月25日には、初のフランス人犠牲者を見ることになってしまった。

外出制限はそれから3週間後に始まった。

4月12日時点で、フランスの感染者累計は13万2,591名、死亡者は1万4,393名。

この現実を前にすると、外出制限以前から続く努力のすべてが、虚しくさえ思えてくる。

これほどまでに手強い相手と、薬やワクチンが開発されるまでの長期戦を戦わなくてはならない。

無論フランスだけではない。世界中どの国であってもだ。

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