メスカル「ピエルデアルマス」
日本初の試飲会をレポート！

昨今ブームのプレミアムメスカル。

そんななか、2014年に日本上陸を果たしたプレミアムメスカル「Pierde Almas（ピエルデアルマス）」。

初の試飲会を大阪で開催するということで、さっそく取材にうかがいました。

関西ではまだ数軒のBARでしか取り扱いがないというアイテムに、熱心なメスカル、テキーラファンが詰めかけました。

ピエルデアルマスのメスカルは、100％オーガニックのアガヴェのみを使用。

地下のかまどで蒸し焼きにして、馬が引く石臼で粉砕されたのち、自然発酵。

1800年代から使用している銅製の蒸留器で2度蒸留されます。

メスカルは手造りのため、44～52％の範囲内で毎回アルコール度数も違います。

何世紀にもわたって受け継がれた伝統的な製法でつくられるスモール･バッチ（少量生産）のメスカルです。

（ラベルもメスカルの生産後に残ったアガヴェの繊維からつくっているそう！）


試飲会に用意されたのは4種類のメスカル。

1. La Puritita Verda（ピュリティータ ヴェルダ）
エスパディン種のアガヴェが原料。カクテル用のメスカル需要に対応した、度数40％のブレンドメスカル。

2. Dobadaan（ドバダン）
ドバダン種のアガヴェを100％使用。

3. Pierde Almas + 9 Botanicals（ピエルデアルマス　+9）
2度蒸留のメスカルをベースに、9種類のボタニカルを加えて3度目の蒸留をした、世界初のメスカル・ジン。

4. Tobaziche（トバジーチェ）
稀少なトバジーチェ種のアガヴェを100％使用。

同じ蒸留所のメスカルでも、原料や製造方法で味わいは全然違います。人によって好みが分かれるのもおもしろいところ。

「500年前と同じ技法でつくった伝統的な味を、ぜひ味わってみてください」と、輸入販売元アンドメスカル代表のマイケル・グレコ氏。

ピエルデアルマス蒸留所オーナーとは幼なじみで、現地にも何度も足を運んだそうです。

グレコ氏からピエルデアルマスの製造工程や、つくり手の想いを聞きながらのテイスティングの機会に、参加者一同大いに満足していたようでした。

この特別な試飲会は、3月に京都と東京で開催されます。

基本的な内容は同じだそうですが、次回からは、メスカル専用に作られた碗状の器ヒカラ(Jícara)で試飲できるそうです。

（税関で足止めされて、大阪開催には間に合いませんでした）

メスカルファン、テキーラファンはもちろん、プレミアムメスカルってなに？　テキーラとどう違うの？　という方でも、興味を持った方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか？


★「Pierde Almas Mezcal Tasting Session＠KYOTO
日時／2015年3月15日（日）17:00～18:30
場所／AGAVE KYOTO
　　　京都市中京区三条木屋町南西角 TIMESビル3F
料金／2,000円（当日支払）
http://www.agave.jp/kyoto/

★Pierde Almas Mezcal Tasting Session＠TOKYO
日時／2015年3月28日（土）17:00～18:30
場所／La Mezcaleria JICARA Bar & Grill
　　　（ラ・メスカレリア ヒカラ バー＆グリル）
　　　東京都港区六本木7-18-11 DM ビル B1
料金／3,000円（当日支払）
http://www.jicara.jp

★お問い合わせ先
AndMezcal
https://www.facebook.com/andmezcal
☎080-3793-0560

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