「第18回エリート・バーテンダー・
カクテル・コンペ」田中亜樹氏が優勝!

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「第18回エリート・バーテンダー・
カクテル・コンペ」田中亜樹氏が優勝!

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提供:一般社団法人 日本バーテンダー協会

2013年10月27日(日)、東京のホテルイースト21にて「第18回全国エリート・バーテンダー・カクテル・コンペティション」が開催されました。

これは、一般社団法人 日本バーテンダー協会(NBA)が主催する、28歳以下のバーテンダーを対象にしたもので、昨年まで「全国ジュニア・バーテンダー・カクテル・コンペティション」の名で開催されていました。

今回、「ジュニア」から「エリート」へ名称変更された背景には、いまや28歳以下でも高い技術力をもつバーテンダーが多く、実力を持った選手たちには「ジュニア」という名がふさわしくないとの判断があったからだそうです。


当日、会場には全国のNBA支部選考会を経て選出された91名のバーテンダーが集結。

競技がスタートすると、4人ごとにステージに立ち、5分の持ち時間の中で5杯分のオリジナルカクテルを制作していきます。

味わう審査員たちは、ブラインドテイスティングによってカクテルの完成度を審査。

そのほか、競技中の所作や技術、仕上がったカクテルの見た目、ネーミング、レシピの創作性など、多方面の項目から評価されます。

バーさながらのゆったりとしたBGMが流れ、多くの観客が見守る中、選手たちはシェイキングやミキシング技術を次々と披露していきます。

そして、合計5時間におよぶ競技の末、グランプリに輝いたのは、大阪の「BAR中村」に所属する田中亜樹氏に決定!

ライトブルーに輝く「ベラーノ」という名のオリジナルカクテルは、ウオッカをベースにアセロラ・リキュール、ラズール、モヒートミントシロップ、ライムジュースを加えたさわやかな味が特徴の一杯。

ひときわ暑かった今年の夏、見た目にも涼しくなるようにと考案され、夏を意味するスペイン語からカクテルタイトルがつけられたそうです。

過去3回出場するたびに、グランプリ候補として周囲の期待を集めていた田中氏。

今回見事、グランプリだけでなくベスト・ネーミング賞のダブル受賞を果たした喜びを次のようにコメントしてくれました。

「毎年参加するたびに、先輩方や周囲の方々からの指摘やアドバイスを受け、練習してきた成果が実りました。4度目のチャレンジで得た今回の優勝を糧に、これからは『全国バーテンダー技能競技大会』への出場をめざしていきたいです」


そのほか、ゴールド賞には本並雪美氏、畠山菜緒美氏、山内利華氏、日高理恵氏、佐藤文俊氏と4名の女性バーテンダーを含む5名が受賞するなど、トップ入賞者に女性バーテンダーの姿が目立つ結果となりました。

女性ならではのきめこまやかな気配りや技術が、今後のバー業界にどのように影響を与えていくのか目が離せません。


入賞者のみなさん、おめでとうございました!



photo(c) 一般社団法人 日本バーテンダー協会

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