ベンリアックほか３蒸留所から、
日本向けシングルカスクが登場！

2013年10月29日、株式会社ウィスク・イーの主催のもと、ベンリアック・ディスティラリー社によるシングルモルト・セミナーが開かれました。

当日は、ブランドアンバサダーを努めるスチュアート・ブキャナン氏が、スコットランドの民族衣装をまとって登場！

同社の傘下にあるベンリアック、グレンドロナック、グレングラッサの３蒸留所の製品をひっさげ、日本で発売間もない製品や定番商品について、魅力をたっぷりと語ってくれました。


スコットランドの北東に位置するベンリアック蒸留所が誕生したのは1898年のこと。

周辺に流れる清らかな水を原料に、もとはブレンド用の原酒としての生産所として栄えてきました。

オリジナルブランドのシングルモルトとして発売を開始したのは1994年と、比較的最近です。

その後、2004年に独立資本のベンリアック・ディスティラリー社の所有となってから積極的にシングルモルトを発表し、英国や米国を中心のウイスキーマガジン誌で世界No.1蒸留所に選ばれるなど、各方面から高い評価を得てきました。

同社は、2008年にグレンドロナック蒸留所を、2013年にはグレングラッサ蒸留所を傘下におさめ、少量生産で丁寧に作られた味わいの異なるシングルモルトを次々と世に送り出しています。


今回、特に注目したいのは、日本向けに詰められたシングルカスクの２製品。

「ベンリアック1994　バーボンバレル」はその名の通り、バーボンバレルで熟成された、バニラやハチミツ、リンゴ、ナシといった芳醇な香りを放つ逸品。

「1杯飲んだ後も、口のなかにずっと余韻が残るのがわかりますよね」と、ブキャナン氏は自信たっぷりに勧めてくれます。

また、1826年に誕生したグレンドロナック蒸留所からは、「グレンドロナック1996　シェリーホグシェッド No.2224」が登場。

こちらは、伝統的なシェリー樽を使用し、シトラス、香辛料、シェリーなどのハーモニーが絡み合う複雑な味わいが特徴です。

「その味わいは、少しずつ口に含んでいくとわかるはずです。手であたためながら、時間をかけて飲むと、味がどんどん発達しておいしくなりますよ。ただし、くれぐれも水割りにして飲まないでくださいね！　口の中で、唾液によって自然に割られるのを楽しんでいただきたい製品です」


さらに、2008年に20年ぶりに操業を再開し、再開後に蒸留された「グレングラッサ　リバイバル」も見逃せません。

同蒸留所は、1875年に誕生してから、1907年、1986年と2度の閉鎖を余儀なくされましたが、ウィリアムグランツ蒸留所の統括ディレクターをつとめたスチュワート・ニッカーソン氏によって新スタートを果たしました。

現在は、ベンリアック・ディスティラリー社の所有となっています。

古くからの同蒸留所の雰囲気を醸し出しながら、ミルキーでフルーティーな現代の香りもただよわせ、新生グラングラッサの意気込みを感じる味わいです。

「時間をかけて蒸留されているので、熟成されたバナナやシェリー、ジンジャーなど、さまざまな香りが調和するのをお楽しみいただけます」と、ブキャナン氏は教えてくれました。


いずれも、シングルモルトファンの舌を満足させるのに飲み応えたっぷりの製品がラインナップしています。

入荷数は限りがあり、完売の恐れもあるとのことなので、お早めに取り入れてみてはいかがでしょうか。


★ ベンリアック12年 シェリーウッド
700ml／46％／5,100円（参考小売価格・税抜）
★ ベンリアック 1994 バーボンバレル
700ml／55.1%／13,600円（参考小売価格・税抜）
★ グレンドロナック15年
700ml／46％／7,200円（参考小売価格・税抜）
★ グレンドロナック1996　シェリーホグシェッド　No.2224
700ml／52.1％／14,400円（参考小売価格・税抜）
★ グレングラッサ　リバイバル
700ml／46％／5,100円（参考小売価格・税抜）
★グレングラッサ 30年
700ml／44.8％／13,600円（参考小売価格・税抜）


お問い合わせ
株式会社ウィスク・イー
TEL 03-5418-4611
www.whisk-e.co.jp

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