INTERVIEWバーテンダーインタビュー
自らのルーツ、上海を選んだ
米国生まれの若きバーテンダー。
<前編>
#Interview
Yao Lu by「The Union Trading Company」
上海のフランス租界エリア。All Phptos by Masato Nagafune
ここ、上海のフランス租界エリアにはいいバーが多い。
上海の街の風景というと、高層ビルが林立するオフィス街や賑わう繁華街をイメージする人が多いかもしれない。
しかし、「Asia's 50 Best Bars 2016」にランクインした上海のバーは、3軒とも静かな旧フランス租界エリア内(1849年から約100年間、フランスが上海に置いた租界)にある。
古い家屋を利用した、間口の狭いバーだという点も共通している。
そのなかでも特にローカルからの人気が高く、居心地の良さにも定評がある「The Union Trading Company」を訪ねた。
オーナーバーテンダーは1987年生まれの気さくな青年だった。
ヤオ・ルー(陸遥)さんだ。
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