気候変動問題を未来に残さない!
みんなを「ケア」するバー『ボタニスト』

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気候変動問題を未来に残さない!
みんなを「ケア」するバー『ボタニスト』

01.09.2021 #World Topics

全米でも環境先進都市として知られるオレゴン州ポートランド。ここで、パンデミックに負けず情熱を持ってSDGsに取り組むバー『Botanist(ボタニスト)』を紹介する。

Rika Higashi(ポートランド在住)

広々とした屋上のバー『ボタニスト』

パンデミックの逆境の中、目覚めたボタニストの役目

『Botanist(ボタニスト)』は、2018年、バーテンダー、ロビー・ウィルソン(Robbie Wilson)さんが、新しいカクテルの可能性を追求したいとポートランドの人気エリア、パール地区の地下に開店した隠れ家的なカクテルバー。パンデミックを受け、現在は、場所を同ビルの屋上に移して営業している。

看板脇の階段を上ると、いくつものテントが配置された開放的なスペースが広がる。なんと225坪(8000平方フィート)もあるポートランド最大のルーフトップダイニングスペースだ。週末はウェイティングリストが何ページも埋まるという。

そう聞くと順風満帆に思えるルーフトップバーだが、実際は、パンデミックの感染者数に応じて毎週のように変化する営業制限やサービス・ホスピタリティ業界のスタッフ不足、さらに山火事や寒波、熱波の影響で急遽閉店せざるをえないなど、次々と厄災に見舞われ、常に先の見えない状況が続いているそうだ。

これではスタッフにも安心して働ける環境を提供できない。不安定な状況にロビーさんも一時は、うつ状態に陥ったという。

けれども昨年の秋頃、「気候変動が病気だとしたら、新型コロナウイルスの蔓延や山火事、酷暑のような異常気象は全てその症状。気候変動が完治しない限り、今後もずっとこれらの症状と付き合うことになるだろう。また、歴史をみても、パンデミックの後には経済恐慌、暗黒時代が必ずやってくる。何もしないままこのような暗い未来を、娘や若いスタッフたちに残すわけにはいかない」とジョギング中に覚醒。

大変な時でもコミュニティの人々が、美味しい食事や楽しい時間を求めて集まる飲食店のオーナーとして、自分たちだからこそできることを考えるようになったという。

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