【緊急インタビュー/コロナ危機に際して⑥】
「ベンチャーウイスキー」ブランドアンバサダー吉川由美さん

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【緊急インタビュー/コロナ危機に際して⑥】
「ベンチャーウイスキー」ブランドアンバサダー吉川由美さん

#World Topics Japan

新型コロナウイルスをめぐる緊急インタビュー企画。今回はバーや飲食店の視点とは少し角度を変えて、酒類製造業界の方の声を伺いました。お相手は、イチローズモルトで知られる「ベンチャーウイスキー(秩父蒸溜所)」ブランドアンバサダーの吉川由美さん。皆さまにとって少しでも役に立つことを願って。

Drink Planet編集部

元バーテンダーとして、ブランドアンバサダーとして。

以下のインタビューは、2020年5月23日(土)にご回答をいただいたものです。

Q1
ベンチャーウイスキーのブランドアンバサダーとして活躍されるまでの経緯と現在の活動内容を教えていただけますか。


「お酒の世界に入ったのは19歳の頃、バーテンダーのアルバイトを始めたのがきっかけでした。バーの仕事に憧れて、やっと見つけた南林間のバーへ片道2時間かけて通いました。学校卒業後もバーの仕事の楽しさが忘れられず、学んでいた音楽の道には進まずにバーテンダーを目指してホテルへの就職を決め、そこでウイスキーの魅力に出会います」

「当時はウイスキーの消費量が低迷していた時代で、国内外いろいろと蒸溜所巡りにも行きましたが、周りからはとても珍しがられました。その後、ウイスキーが造られている文化や気候を感じたくて渡英を決めたのが30歳の時。周囲からは随分と反対されましたが、スコットランドの『ハイランダーイン』で約2年、その間数ヶ月ではありますが、アイラ島の『ブルックラディ蒸溜所』でもお仕事をする機会に恵まれました」

「日本への帰国と同時に秩父蒸溜所へ向かい現職につきました。秩父蒸溜所との縁は2008年に遡りますが、まだバーテンダーをしていた時に蒸溜所見学に訪れ、実はその時から密かにいつかはここで働きたいと思っていました」

「ブランドアンバサダーという仕事は広報でも営業でもなく、ウイスキーの良さを多くの方に伝える仕事です。主な仕事は蒸溜所の見学案内やイベントへの出展、セミナーなどの講師です。ただ、人数の少ない会社なので、海外輸出業務などさまざまな仕事に携わっています」

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