ワールドクラス 2013
ジャパンファイナル・レポ!

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ワールドクラス 2013
ジャパンファイナル・レポ!

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提供:キリン・ディアジオ株式会社

去る2013年6月9日(日)と10日(月)の2日間、東京・お台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAにて「ワールドクラス 2013 ジャパンファイナル」が開催されました。

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、優勝は宮崎剛志さん(奈良ホテル/奈良県)でした。

また第2位は昨年に引き続き惜しくも優勝にあと一歩手が届かなかった宮之原拓男さん(BAR ORCHARD GINZA/東京都)。

第3位も昨年同様、中垣繁幸さん (BAROSSA cocktailier/岐阜県)でした。

実はホテル勤務の宮崎さんは1年前に料飲部から総務部へ異動になり、しばらくバーの現場から離れていたそうです。

そんななかでも、仕事が終わってから勤務するホテルのバーで、時には自宅のキッチンをカウンター代わりに日々トレーニングを続けてきた、とのことでした。

優勝決定後、宮崎さんに話を聞きました。

「とにかく自分はカクテルをつくることが好きなんだな、と改めて痛感させられた1年でした。現場を離れても、考えるのはカクテルのことばかり。さまざまなアイデアを膨らませながら、そのイマジネーションをカクテルに具現化する作業がとにかく好きなんです。ワールドクラスが掲げる“Raising the Bar”は、私のカクテルへの想いと一緒です。世界大会では、日本人としてのアイデンティティを胸に、精一杯戦ってきたいと思います」

Drink Planetでは、宮崎剛志さん、宮之原拓男さん、中垣繁幸さん、上位3人によるジャパンファイナル「Retro Chic Challenge」の様子を動画でアップしています。

プリパレーション(準備段階)も含めてほぼノーカット! 全20分の濃厚バージョン!

上位入賞者がどんなパフォーマンスを繰り広げたかをライブ感覚でご覧ください。

(インタビューも有!)

動画はこちらをクリック!



またDrink Planetでは来年、再来年への期待を込めて、ジャッジのコメントの一部をご紹介します。

★Food Matching Challengeについて、酒向明浩氏より
「当日に料理を知らされてから、料理に合うカクテルを2品即興でつくるこのチャレンジは非常に難易度が高いものです。今回、カクテルはおいしいのに、料理とうまくマッチングできていないものが目立ちました。高得点を挙げたのは、料理との相性がよく考えられたカクテル。来年以降はこのあたりをよく考慮してほしいですね」

★Signature Specials Challengeについて 小森谷弘氏より
「このチャレンジは、主催するディアジオ社のスーパープレミアムスピリッツが、カクテルのなかにどれくらい活かされているのかがポイント。そういう意味では、スピリッツの味が活かされていないカクテルが散見されました」

★Retro Chic Challengeについて 岸久氏より
「第一回目からジャッジをさせていただいておりますが、ここ5年で参加される皆さんのレベルが急速にあがりました。と同時に、最初は興味を持って迎えられた技術やツール、パフォーマンスが目新しくなくなったのも事実です。今は自分たちが本当に得意な分野はなんなのか、根本はなんなのか、このへんをしっかり考えていかないと、世界とは戦えないと思います」

★大会全体について 審査委員長の上野秀嗣氏より
「今年のファイナリスト10人のうち、5人が過去のファイナル経験者でした。惜しくも敗れた3位の人、2位の人、その他の人、その方たちのワールドクラスは明日からはじまります。次の年に向かって、ぜひがんばってください」



今回優勝した宮崎剛志さんは、7月上旬に地中海を舞台に開催されるワールドクラス世界大会に出場します。

Drink Planetでは、最終決戦の地、スペイン・バルセロナから現地の様子をお届けする予定です。ぜひご期待ください。

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