今月のカクテル
5月のテーマは「お茶」~日本茶から中国茶まで~

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5月のテーマは「お茶」~日本茶から中国茶まで~

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提供:Drink Planet 編集部

緑色は「水色」?

「水色」は、お茶の世界では「すいしょく」と読みます。
お茶をいれたときの色のことです。

だから、緑茶の「水色」は「緑色」!紅茶の「水色」は「橙赤色」という訳。
「水色」は、色合いや色の濃さで評価するというよりは、透明感や輝きなどが重視されます。

5月は、爽やかな “緑” の「水色」をもつ「お茶」をテーマに。

優等生カテキン!

お茶と言えば、「カテキン」。
健康志向の高まりで、トクホ関係の飲料に多く見かけます。

カテキンは緑茶の渋味主成分で、ポロフェノールの一種。
つまり、ゴマのセサミン、ウコンのクルクミン、ぶどうやブルーベリーのアントシアニンと同じ仲間です。

カテキンはふつう無色ですが、とても酸化しやすい物質なので、烏龍茶や紅茶では酸化酵素の作用で酸化が進むため、赤っぽい色になります。

緑茶の場合、いれてそのままにしておくと褐変して元々の美しい色や香りを失ってしまいますが、これもカテキンが酸化するため。

ということは、お茶をカクテルに生かす場合は、何と言っても酸化を避けることがポイント!

このように酸化しやすいカテキンですが、高い抗酸化作用があります。ビタミンEの約50倍とも。

解毒作用、殺菌作用、ウィルス感染予防効果、活性酸素除去作用、体脂肪低減効果、くしゃみ・かゆみ・鼻づまり等の症状緩和効果などが挙げられています。
ただ、医薬品ではないのであくまでも参考に。

生の魚や貝を食べる鮨屋で、「あがり」の濃い緑茶がだされるのは、カテキンによる殺菌作用が食中毒の予防に役立っていた、という先人の知恵からなのですね。

今月のトップ画像

トップ画面のカクテルは、お茶を生かした爽快な3点。(情報は取材時のものです)

左:Coconut Milk Punch by Jay Kahn/ジェイ・カーン さん(COA / 香港)
今年もAsia’s 50 Best Bar 1位に輝いたジェイさんの自信作!
アールグレーを使った遊び心のある大人のカクテル

中:Ninja Old-fashioned Punch by 村田英則さん(LE CLUB / 愛媛)
ほうじ茶のロースト感がミックスされた人気カクテル

右:Jasmine Mule by ローノンバーチーム( Low-Non-Bar / 東京)
茉莉龍珠(ジャスミン茶)を生かした華やかな酸味とスパイシーさが楽しめる一杯

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