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バーテンダーも要注目！
映画『世界一美しいボルドーの秘密』

25.09.2014 #News!News!News!

2014年9月27日（土）より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて、映画『世界一美しいボルドーの秘密』が全国順次公開されます。

同作品は、ボルドー・ワインビジネスの裏側を鋭くえぐったドキュメンタリー。

有名ワインジャーナリストのロバート・パーカーをはじめ、シャトー・マルゴー総支配人のポール・ポンタリエ、シャトー・ペトリュス顧問のクリスチャン・ムエックス、ボルドーでもワインビジネスを展開する映画監督のフランシス・F・コッポラなど、錚々たる顔ぶれが出演しています。

ちなみにナレーションを担当するのは、アカデミー賞俳優のラッセル・クロウです。

と、ここまで聞くと、美しいボルドーの風景を捉えた、美しいだけの映画に思えますが、同作品ではボルドーのみならず、2013年に赤ワインの消費量が世界一となり、いま最も巨大なワイン市場といえる中国を12カ月にわたって取材しています。

台頭する富豪たちによって加熱する中国のワイン市場。

現在、中国のワインコレクターは世界中のワインオークション会場を支配し、ワインの落札価格の記録を毎週のように塗り替えているそうです。

ワインへの投資は、金への投資よりも有効とされ、いまや有名ワインは売買されても栓を抜かれることがないんだとか。

（要は飲むためのモノではなく、投資の対象になってしまった！）

この現状に対し、ボルドーのシャトーオーナたちはどう向き合うのか！？

そのへんのジレンマや文化の違い、と同時に、ボルドーワインへの愛が丁寧に描かれているのです。

ワインほどではありませんが、ウイスキーやカクテルも中国で急速に加熱しつつあると聞きます。

今後のバーシーンを占う意味でも、同作品には多くのヒントが隠されているのかもしれません。

★映画『世界一美しいボルドーの秘密』
www.winenohimitsu.com
9月27日（土）よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー