フィレンツェ某所に構える
看板のない秘密のバー「ラスプーチン」。
<前編>

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

フィレンツェ某所に構える
看板のない秘密のバー「ラスプーチン」。
<後編>

#Interview

Daniele Cancellara/ダニエレ・カンチェッラーラ by「Rasputin」

食材に恵まれ、その食材を活かす料理技法が確立しているイタリアで、バーテンダーはどこに向かいつつあるのか? 創造性? それともセオリー? 人気バー「ラスプーチン」のダニエレ・カンチェッラーラに話を訊いた。

文:Masakatsu Ikeda(フィレンツェ在住)

ワイン大国のイタリアとはいえ、現在はSNSなどのおかげでミクソロジーに興味を持ち、また幅広い知識も備える飲み手も増えており、バーテンダーの知識も急激に拡充しつつある。

また、イタリアにおけるミクソロジーのアドバンテージとして豊かな食材に恵まれ、その食材の持ち味を引き出すさまざまな方法を持っていることが挙げられるだろう。

素材をいかしたイタリア料理の奥深さは誰もが知るところ。

料理におけるイタリア人独特のクリエイティビティはミクソロジーの世界においても同様のようだ。

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