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ヘンドリックスジン グローバルアンバサダー
アリー・マーティンさん独占インタビュー!

ヘンドリックスジン グローバルアンバサダー
アリー・マーティンさん独占インタビュー!

18.09.01

クラフトジンブームの先駆けとして1999年にデビューし、今や定番ジンの仲間入りを果たした「ヘンドリックスジン(HENDRICK’S GIN)」。

昨年(2017年)末には、オセアニア・アジア地区を担当するブランドアンバサダーのモーガン・フラナガンさんが来日しましたが、先日、彼のボスに当たるグローバルアンバサダーのアリー・マーティンさんが本場スコットランドより来日しました。

(なんとグローバルアンバサダーとしては初来日!)

この貴重な機会に、改めてヘンドリックスジンについて、あれこれと直接訊いてみました。

Q まず簡単にアリーさんの経歴を教えていただけますか?

「生まれ育ったのはスコットランドの古都エディンバラです。19歳の時にバーテンダーとしてのキャリアをスタートさせ、エディンバラの有名店『Bramble Bar & Restaurant』やロンドンの『Peg + Patriot』などで経験を積みました」

「その後、私自身が『ヘンドリックスジン』の生まれ故郷であるスコットランド出身であること、ジンを扱う立場のバーテンダーであること、そしてなにより『ヘンドリックス』のビッグファンであることなどの縁から、2015年にUK地区のブランドアンバサダーを任されることに。現在はUKのみならず、世界市場を統括するグローバルアンバサダーとして活動しています」

Q 年間、どれくらい旅されているのですか?

「私もほとんど把握できていません(笑)。記憶があるところでいうと(笑)、ここ半年で12、13エリアを回ったでしょうか。今後半年ですでに15エリアでのイベントが決定しています。現在『ヘンドリックス』は92の国と地域に輸出されていますから、それでもまだまだ全然回りきれていないんですよ」

「もちろん世界中に出向くだけでなく、スコットランドの蒸溜所で会議やテイスティングを行ったり、世界中からいらっしゃるゲストをおもてなしするのも重要な役目です」

Gin Live Tokyoにて。後ろのスクリーンに映っているのが、女性マスターディスティラーのレスリー・グレイシーさん。

Gin Live Tokyoにて。後ろのスクリーンに映っているのが、女性マスターディスティラーのレスリー・グレイシーさん。

Q 改めて、「ヘンドリックスジン」の魅力を教えていただけますか?

「まず特徴から言うと、2つあります。ひとつはカーターヘッド社のポットスチルとベネット社のポットスチル、この2種類のポットスチルで蒸溜していることです。もうひとつは、ご存じの通り、バラの花びらとキュウリのエッセンスを使用していることです」

「2つのポットスチルを使ってジンを蒸溜するのは、最近でこそ珍しくないかもしれませんが、1999年の発売当初はちょっとした話題になりました。それまでの骨太でドライ一辺倒なジンとは一線を画し、軽やかでフローラル、それでいて奥行きや複雑さを感じさせる味わいを実現させたのです」

「さらに『ヘンドリックスジン』では、ジュニパー、メドウスウィート、キャラウェイシード、アンジェリカルーツ、カモミール、エルダーフラワー、オレンジピール、コリアンダー、レモンピール、オリスルーツ、キュベブベリーズという11種類のボタニカルを使用しているのですが、これにバラの花びらとキュウリのエッセンスを加え、高貴な華やかさと青っぽい爽やかさを表現しました」

Q なぜバラとキュウリだったのでしょうか?

「いい質問ですね(笑)。世界的にジンは英国のモノというイメージがあるかもしれませんが、実はボタニカルのほとんどは大英帝国の繁栄の名残りにより他国から運ばれてきたものです。そこでより英国らしさを打ち出したジンを造りたくて、バラとキュウリを採用しました」

「バラは英国伝統のローズガーデン。キュウリは英国式アフタヌーンティーのサンドウィッチに欠かせない材料です。女性マスターディスティラーのレスリー・グレイシーのアイデアなのですが、結局1999年に発売するまで、開発に10年もの歳月がかかってしまったそうです」

Star Bar 岸久氏と@TIES

Star Bar 岸久氏と@TIES

Q バーテンダーという立場から見た「ヘンドリックスジン」の魅力を教えていただけますか?

「個人的にワクワクするのは、クラシックカクテルのレシピに『ヘンドリックスジン』を使うことです。ローズやキュウリのニュアンス、軽やかでスムースな飲み口の『ヘンドリックスジン』がどんな化学反応を起こすかが楽しみなんです」

「おすすめはジン&トニック、ジンマティーニ、コープスリバイバーNo.2、です。その他のクラシックなレシピでも『ヘンドリックスジン』がミスマッチだったことはありません。ただし、最後にキュウリのスライスを添えることをお忘れなく!」

Q 進化系のカクテルや複雑なレシピのカクテルではいかがですか?

「これが面白いところで、複雑なレシピのカクテルにも『ヘンドリックスジン』は我々の予想を超えてキレイに馴染むんです。他の材料の個性に負けることなく、むしろキレイに調和しながら、カクテル全体の味わいを下支えしてくれます。カクテルを音楽に例えるなら、ベースとなる重層低音を奏でてくれるイメージです」

「あるバーテンダーからは、『ヘンドリックスジン』を使うと、自分がコンダクター(指揮者)になったような気分になる、と言われたことがあります。ですからクラシックでなければダメとか、余計な材料は使っちゃダメとか、そういうルールはありません。バーテンダーの自由な発想で、『ヘンドリックスジン』の持つ新たな可能性を切り開いてみてください。きっと我々もまだ知らない驚くようなポテンシャルを秘めているはずです」

Q 世界中を回っているアリーさんから見て、バー業界のトレンドはありますか?

「トレンドというと語弊がありますが、サスティナビリティ(持続可能な環境活動)はバー業界においても無視できないものになりつつあります。ゴミの削減や材料の生産履歴、ストローをはじめとするプラスティック製品の不使用などはもはや常識になりつつあります。お客様の意識が急速に高まっているので、環境意識に欠ける店は『自然と淘汰されていく=お客様の足が遠のく』と思います」

「『ヘンドリックスジン』の母体であるウイリアムグラント&サンズ社でも、蒸溜の際に出る熱を再利用したり、ゴミの排出量削減に乗り出したりと、環境問題には積極的に取り組んでいます」

Q ドリンクに関してのトレンドはございますか?

「ひとつはシンプルドリンクへの回帰、でしょうか。ロンドンですと『Three Sheets』というバーが有名です。構成や味わいは複雑ですが、見た目やオペレーションは極めてシンプルになりつつあります」

「それからシェアリングサービス、が挙げられます。いわゆるパンチカクテルのように、グループのお客様でドリンクやサービスをシェアするドリンクです。特に若いミレニアル世代は『誰かとシェアする』という意識が高いようです。SNSの影響もあるかもしれません」

Q 最後に日本のバーテンダーにメッセージを。

「個人的に日本のバーを、そして日本のバーテンダーの皆さんをリスペクトしています。技術はもちろん、宗教儀式のようなストイックなスタイルやきめ細やかなおもてなしなど、我々にとってはある種の憧れでもあります」

「そんな日本のバーにも必ず『ヘンドリックスジン』が置いてあるので、アンバサダーとして非常に誇らしく感じています。日本の素晴らしいバーテンダーの皆さんにも『ヘンドリックスジン』が選ばれているんだ、と」

「バーテンダーの皆さんのサポートを通して、日本の消費者の皆さんにも『ヘンドリックスジン』を指定していただけるようになれたら、アンバサダーとしてこの上なく嬉しいです!」

Text by Drink Planet編集部

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