レディースフレアの世界大会で、
日本代表の神村美幸氏が優勝！

2013年4月7日、レディース・フレア・バーテンダーの世界大会である「ロードハウス・ワールドフレア・チックス・ウィズ・フリックス2013」が、英国・ロンドンで開かれました。

その結果、日本代表である大阪・ハイブリッドの神村美幸氏が卓越した演技を披露し、見事世界チャンピオンに決定！

ウクライナ、オーストリア、スロバキア、イタリアなどの選手を下し、257ポイントを獲得して優勝を果たしました。



神村氏は、2007年にフレアの世界に登場して以来、日本の女性バーテンダーのなかでも屈指の実力の持ち主として知られてきました。

これまで、2007年に日本における新人戦「ANFAフレッシュ・フレア」で優勝し、その年のANFAアワードでは「ANFAニュー・プレイヤー賞」を受賞して、華々しくデビュー。

2008年には全国大会「ANFA全国フレア・バーテンダー・チャレンジ」で女性として唯一決勝に進出しました。

また、2010年には米国・ラスベガスで開催された世界最高峰の大会「レジェンド」で4位を入賞し、世界トップの座に就くのは時間の問題か！？　と期待がかかっていました。

それから2年、2012年11月の前回大会で初めて優勝し、今回連続で成し遂げた快挙に神村氏は、「優勝と聞いても信じられませんでした。1日最低3時間、大会前には1日6時間と、それなりの練習を重ねてはきましたが、本当にびっくりしました！　女性のフレアバーテンダー人口はまだまだ少ないですが、もっと世界に出て行く仲間が増えてくれればうれしいです」とコメントしてくれました。

実は、今回の大会では長野出身の熊代綾子氏も出場して6位に入賞を果たし、日本勢の活躍ぶりを感じられる結果となりました。

とはいえ、まだまだ世界レベルの技に挑戦していく女性バーテンダーは圧倒的に少ないこと。

神村氏や熊代氏の結果に刺激を受け、新たな挑戦者たちが現れれば、さらに日本のフレアバーテンディング界も盛り上がっていくのかもしれません。



いずれにしても、日本の女性陣が活躍する姿は、バー業界全体にとっても励みになりますね。

今後もどのように飛躍されるか楽しみにしたいところです。

神村さん、おめでとうございます！

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