今月のカクテル
誰が決めた?ピンク=女性

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今月のカクテル
誰が決めた?ピンク=女性

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提供:Drink Planet 編集部

ピンクのイメージと効果

瞬く間に散った桜ですが、世界各地でその優しい色合いが多く人々の心を和ませてくれました。

ピンク色は緊張を和らげ、穏やかな気持ちにさせる効果があると言われます。
いつもイライラしている上司がいたら、相手の視覚にピンクを入れるのも良いかもしれませね。(笑)

では、ピンクのカクテル、ピンクのリキュール、それらから想像することは?

「女性が好みそう」「女性に似合う」「フルーティで甘い味わい」「優しくエレガント」「華やかでウキウキする」・・・

何故、ピンクは女性のイメージなのでしょうか?

ファーストレディーのお気に入り?!

ピンクが女性、ブルーは男性の色と言われるようになったのは、なんと第二次大戦後のことのようです。

アイゼンハワー大統領夫人のお気に入りがピンク色だったからという説が有力。
この色はその後のファーストレディたちにも受け継がれ、さらに市場やメディアの影響により、私たちの意識の中にすりこまれていったという訳です。

わずか60数年前のことなのです。

ピンク色とジェンダー

ピンクが女性の色とされているのは、社会的な慣習や文化的な背景によるもので、性別に関係なく色自体に性別がある訳でもありません。
そのため、ピンク色の持つイメージや意味合いを見直す動きもあります。
第二次大戦前までは、性別に関係なく、男性女性がそれぞれ身につける色として、ピンクは平等に扱われていたのですから。

そう、ピンク色のカクテルを飲むことが女性らしさを表現するための必須条件ではなく、また、女性だからと言って、ピンク色のカクテルを好むという訳でもないので!

固定観念に縛られず、もっと自由に色を楽しみましょう!

今月のトップ画像

優しく甘いイメージのピンク色なのに、その味にはひねりや驚きが!
今月はそんなカクテルをご紹介します!

<左>
カクテル名 / バーテンダー名: La Paloma de Oaxaca ラ・パロマ・デ・オアハカ by Jay Kahn/ジェイ・カーンさん
バー名: COA / 香港
メキシコ南部オアハカはメスカルの名産地。メスカルをベースに、オアハカ名物の「ワーム・ソルト」、つまりイモムシの乾燥粉末に、塩とチリを混ぜてリムにあしらっています。うま味たっぷり&塩味が最高のアクセントに。

<中>
カクテル名 / バーテンダー名: Scandinavian Smashスカンジナビアン・スマッシュ by Andreas Andricopoulos/アンドレアス・アンドリコプルス さん
バー名: GOLVET / Barlin

ベースはフィンランド産のクラフトジン「Kyrö Napue Gin」。合わせるのは、フィンランド唯一のアクアビット「Helsingfors Fiskehamns Akvavit」。
ローズマリーの枝を焦がして添えることで、複雑な香りを楽しめます。

<右>
カクテル名 / バーテンダー名: Mr. Pink ミスター・ピンク by Jose Luis Leon/ホセ・ルイス・レオンさん
バー名: Licorería Limantour / Mexico City

このバーで最も売れている(取材当時)定番カクテルで、さっぱりとした味が人気。
映画『レザボアドッグス』から、カクテルの淡いピンク色と、同映画の登場人物の名前 Mr. Pink をかけてこのカクテル名になったそうです。

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