『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』12月10日(土)よりロードショー
会員の方限定で3組6名さまにチケットプレゼント!

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『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』12月10日(土)よりロードショー
会員の方限定で3組6名さまにチケットプレゼント!

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提供:シネスイッチ銀座ほか

『リサーチ、それがひらめきのもと』、
『創造とは、日々の積み重ね』


45席しかないシートに世界中から年間200万件もの予約希望が殺到する
『世界一予約のとれないレストラン』、エル・ブリ。
上記は、レストランの厨房に密着したドキュメンタリー映画『エル・ブリの秘密』のなかで、
オーナーシェフのフェラン・アドリアが何度かつぶやく言葉だ。


料理界の革命児と言われ、
我々バー業界にも影響を及ぼした亜酸化窒素ガス(日本では二酸化炭素を代用)を使用し、
あらゆる食材を泡状にしたりする調理法や、その器具エスプーマ(スペイン語で泡の意味)を開発したり、
今や世界中のバーテンダーが注目するようになった“ゆず”を世界に広めたことは、とても有名だ。


バルセロナからクルマで2時間強ほど北へ。
カラ・モンジョイという静かで美しい入江に面した『世界で、最も予約のとれないレストラン』が
今年7月30日で業務を終了することを発表したときは、
世界中の美食家や、食に関係のない業界の人々をも驚かせた。
もちろん、私だってそうだし、あなただって、一度は行ってみたいと思ったハズ。
もはや行くことがかなわないレストランだけに、
このドキュメンタリーを見ることができるのは、本当に貴重な体験だと思う。


新メニューの考案からその緻密なプロセスに至るまでの真剣な眼差しは、
この写真のとおり。
レストランのオープン期間は、半年間だけ。
残りの半年、冬の休業中にシェフ開発チームとフェラン・アドリアがスタジオにこもり、煮たり、焼いたり、
つぶしたり、真空化したり、フローズンドライにしたり、
これでもか、これでもかというほど、さまざまなことを試していく、
そしてそれを全て記録として残していく。
オリジナルなものにこだわる厳しい姿が、そのままフィルムに収められている。


夏がやってくると、オープン前の店に世界各国5000人の応募者から選ばれた
35人のサポートスタッフやシェフたちの役割が決められていく。
その緊張した眼差し、戦闘状態のような厨房。
レストランがある場所が静かで美しいだけに、対照的な厨房の様子から、
彼らの真剣さとさらなる緊張が伝わってくる。


『ゆず』に代表されるように、日本の食材も日本語のまま多く登場する。
彼を支えるクリエイティブチームと同様、
素材に対する彼のコメントを、私も毎回固唾を呑んで待つ。


35皿にものぼるその料理構成に合わせ、
モヒートカイピリーニャからはじまり、アメリカーノカクテルや、
花とマカダミアのオイルウォーターなど、カクテル?もたくさん出てくる。


あまり書いてしまってはもったいないので、
是非この厨房に密着した貴重なドキュメンタリー映画から、
『エル・ブリ』の神髄ともいえる驚きへの道のりを体験してほしい。


ちなみによくガイドブックなどに表記されている『エル・ブジ』はスペイン語発音で、
現地カタローニャ地方の言葉では『エル・ブリ』となるそうだ。


今回Drink Planetでは、シルバー会員の方限定で、3組6名さまに映画のチケットをプレゼンとします。
お申し込みは、info@drinkplanet まで。
先着順とさせていただきます。
メールタイトルを「チケットプレゼント希望」としてお送りください。




『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』
12月10日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

出演:フェラン・アドリア、オリオール・カストロ、エドゥアルド・チャトルック
監督:ゲレオン・ヴェツェル
2011年/ドイツ映画/カラー/カタルーニャ語、スペイン語、フランス語/113分/35mm/ドルビーデジタル/1:1.85/原題:El Bulli Cooking in Progress/日本語字幕:佐藤真紀/字幕監修 服部幸應・結城摂子
(C)2010 if…Productions / BR / WDR
配給:スターサンズ/ドマ 宣伝:ミラクルヴォイス 後援:スペイン大使館 特別協力:セルバンテス文化センター東京 

公式サイト:www.elbulli-movie.jp


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