ボンベイ・サファイア WMIB 2014
徳永あゆみさんが世界のTOP 5に！

2014年6月8日～12日にかけての5日間、ボンベイ・サファイア主催の「World’s Most Imaginative Bartender 2014」世界大会が開催されました。

昨年のイタリア・トスカーナとは変わって、今年の舞台はボンベイ・サファイアの故郷、イギリス・ロンドン。

ここに、世界各エリアの予選を勝ち抜いてきた14カ国のバーテンダーが集結しました。

（総勢3500名以上のバーテンダーがエントリーしたそうです）

日本代表はどりぷらでも以前お伝えした通り、徳永あゆみさんです。



1日目から3日目は、新しくオープンしたラヴァストーク・ミル蒸溜所を訪れたり、バー業界のレジェンドたちによるセミナーを受けたり、ロンドンの有名バーをはしごしたり、バーツールの店やマーケットなどをめぐったそうです。

4日目はいよいよセミファイナル。

徳永さんは14人中、なんと14番目のパフォーマンスでした。

「セミファイナルは19時スタート。私が試技を行う頃には深夜12時を回っていました。ですから、長い間ずっと緊張していました（笑）。でも最後だったおかげで、他のバーテンダーやスタッフの方々が雰囲気を盛り上げてくれて、逆に気持ちよく自分らしいパフォーマンスができました」

徳永さんの実力に加えて、そんな巡りあわせもあり、徳永さんは5名しか残れないグランドファイナルに見事進出しました。

ファナリスト5名は以下です。

Richard Woods（UKおよびアイルランド代表／Duck & Waffle, London）
Alexander Frezza（イタリア代表／Achivio Storico, Napoli）
Ayumi Tokunaga（日本代表／Bar Seven Seas, Fukuoka）
Julio Cabrera（アメリカ代表／The Regent Cocktail Club, Miami）
Remy Savage（フランス代表／Little Red Door, Paris）

5日目。グランドファイナルはメイフェア地区の歴史的建造物「ダートマス・ハウス」で開催されました。

徳永さんは特別に招待された200名のゲストを前に、堂々とした英語でのプレゼンテーションとカクテルメイキングを披露。

残念ながら総合優勝はフランス代表のレミー・サヴァージュ氏が獲得しましたが、徳永さん自身は日本のバーテンディングへの注目度の高さと、日本のバー技術が世界でも通用する手ごたえを感じたそうです。

「海外の大会に出場するのは、初めての経験でした。言葉の壁や文化の違いといったハードルはありましたが、バーテンディングはある意味、世界共通語。自分がなにを伝えたいかがはっきりしていれば、きちんと相手に伝わるんだということを実感することができました。これは世界大会という舞台に立てたからこそ感じられたものです。この経験をこれからの毎日のバーテンディングに活かしていきたいと思います」



確かに、日本のコンペティションと海外のコンペティションでは違いがあるのでしょう。

こちらの動画をご覧いただくと、その雰囲気が伝わるかと思います。
https://www.bombaysapphire.com/en-GB/imaginativebartender

どうです？　海外のコンペティションの和やかな雰囲気と、ボンベイ・サファイアのクールな世界観が伝わってきますよね。

このようなワールドワイドな大会で、日本人バーテンダーがますます活躍することを、今後も期待しています。

ちなみに徳永さんが同大会で創作したカクテル「Blessing Harmony」は、徳永さんが勤める「Bar Seven Seas」にて、7月7日（月）より１カ月間楽しめるそうです。

★Bar Seven Seas
福岡県福岡市中央区大名1-6-11 バルビゾン99 5F
TEL：092-771-7117

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