蘭州拉麺 part1

10.07.02

あまりに忙しく、アップが滞ってしまいました。
スミマセン。

上海ネタも貯まっているので、一気にアップしちゃいます。
（やや投げやり）

Photoは、蘭州拉麺（ランシュウラーメン）です。
現地では、兰州拉面という表記もしていました。

蘭州は中国内陸部の都市で、
いわゆるシルクロードの中継都市のひとつです。

そして、この蘭州の名物が、蘭州拉麺なわけです。

最大の特徴は、手打ちの麺。

どんなお店でも、必ず注文してから、その場で手打ちして出してくれます。

ひとつの麺玉を、２本に、２本を４本に、４本を８本に……。

とやっていくと、麺玉はいつしか立派な手打ちの細麺になります。

角刈りのオッサンが何気なくやっているのですが、
これはかなりの職人技だと思います。

スープは牛骨や牛テールからとったさっぱり系。

これに牛肉と香菜がトッピングされます。

で、ウマいかというと、これが激ウマ！

個人的には、ベトナムのフォーを超えてる！

そんでもって値段は4元（約60円）。

安っ！

いってみれば、上海ロコのファーストフードです。

ファーストフードなのに、いちいち手打ちする、みたいな。

すごい職人技なのに、別にフツー、みたいな。

ちなみに蘭州周辺はイスラム教なので、店ではアルコールがNGです。

でもこの蘭州拉麺、締めの一杯にサイコーな気がします。

ちなみに蘭州の人々は、朝から蘭州拉麺を食べるそうです。

ちなみに蘭州には、3,000軒の蘭州拉麺屋があるそうです。

（どんだけ食うんだ！）

素敵です。中国。

深いです。中国。

massimo