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辻 美奈子

あけましておめでとうございます

13.01.09

新年おめでとうございます。

2013年です。
そして1月もすでに8日となり、お正月飾り外してしまうのがもったいなく、
なんとなく1日延ばしてしまったりして。

年末の冷たい空気がピンと張り詰めるなか、
あれやこれやと慌ただしく動き回りながらその年の仕事をなんとか終え、
新年を迎えるのが好きで、
毎年、年末からお正月は必ず日本で過ごしています。


個人的には自然の全てに神が宿っているという八百万(やおろず)の神を信じています。
新年、神社の鳥居を見上げるたびに不思議な存在感を感じるのは、
きっと日本人に共通しているのではないでしょうか。

2013年は、その神社のなかでも2大有名神社である伊勢神宮と、
出雲大社の遷宮が重なる珍しい年だそう。

遷宮、つまり、神様のおうちのお引っ越し。
このお引っ越しが伊勢神宮は20年ごとに、
そして出雲大社はおよそ60年ごとに行われる。

しかも、伊勢神宮にいたっては、1300年!!も続いているというから驚きです。

動乱のときも、地震ときも、貧しいときも受け継がれているなんて“すごい”の一言です。
この2つの遷宮が同じ年に重なるなんて、やはり今年は巷で言われている「転換の年」なのでしょうか。

この神様のお引っ越し、
伊勢神宮の場合20年ごとに正殿から建物まで全て新しくするのだそう。

その理由として、一新するという意味合いとともに、
神殿や神宝をつくる技術を次世代に繋いでいくのに20年という歳月が丁度よいらしいとか。
そんな知恵を昔から人は少しずつ、少しずつ引き継いでいって、
その結果1300年も続いているなんて驚くばかりです。


2013年、私も一新することと、受け継ぐことをやっていきたいと新年に神様に向かって誓ってみました。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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