【特別企画/台湾バーシーンの10年】
WA-SHU 和酒:台湾で花開く日本のお酒カルチャー。
- 前編 -

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

【特別企画/台湾バーシーンの10年】
WA-SHU 和酒:台湾で花開く日本のお酒カルチャー。
- 前編 -

#Interview

Tomoaki Inaba/稲葉智章 by「WA-SHU 和酒」
Takafumi Makita/牧田貴文 by「Lab」

【特別企画/台湾バーシーンの10年】第3回目のゲストは、台北で「WA-SHU 和酒」を手がける稲葉智章さんと、稲葉さんのもとで腕を磨き2020年末に「Lab」をオープンした牧田貴文さんの台湾在住日本人バーテンダーのおふたり。前編では、2013年に「WA-SHU 和酒」を開業以来、まさに台湾バーシーンの10年を内側から見てきた稲葉さんにインタビュー!

文:Drink Planet編集部 撮影:Wakako Gomi

「WA-SHU 和酒」の外観。

台北バーシーンの先駆的存在。

台北の中心地、地下鉄MRT忠孝復興駅から國父記念館駅周辺は「東区(Eastern District)」と呼ばれる流行発信エリアだ。

先月紹介した人気バー「To Infinity & Beyond」があるのも同エリアの一角。

Asia's 50 Best Barsにランクインするようなバーも含めて、台北の人気カクテルバーの多くは同エリア周辺に集中していると言っていいだろう。

日本人の稲葉智章さんがオーナーバーテンダーを務める「WA-SHU 和酒」は2013年に開業し、2015年に「東区」の現在の場所に移転オープンした。

当時は、同エリアにもほとんどカクテルバーはなかったという。

「この周辺どころか、台北全体でもきちんとしたカクテルを提供しているバーは多くありませんでした。本当にここ数年です。バーが軒並みオープンし始めたのは……。ウチの隣もバー、その隣もバー、向かいにもバーが3軒あります。東区は今やバー密集地帯です(笑)」

いち早く「東区」にバーをオープンさせ、多くの台湾人バーテンダーを育ててきた稲葉さんは、この10年の台湾バーシーンを牽引してきた存在ともいえる。

ゲストのほとんどは台湾人、しかもお目当ては稲葉さんが手がけるカクテルだという。

メンバーになって、この記事の続きを見る

新規メンバー登録(有料)

  • メールアドレスで登録

    メールアドレスでの登録ができます。
    ※仮登録後に決済を完了しないと登録は完了しません。
    ※メールアドレスで登録した後からでもFacebook連携は可能です。

  • OR
  • Facebook連携して登録

    Facebook連携で簡単登録が可能です。
    ※登録することで、個人情報保護方針および会員規約に同意したものとみなされます。
    ※連携後に決済を完了しないと登録は完了しません。

すでにメールアドレスで会員登録をされている方もFacebookログインをご利用できます。
Facebookアカウントと紐付けるには、一度メールアドレスでログイン後、マイページより「Facebookアカウント連携」をしていただくことで、次回よりFacebookログインが可能になります。

SPECIAL FEATURE特別取材