INTERVIEWバーテンダーインタビュー
【特別企画/台湾バーシーンの10年】
WA-SHU 和酒:台湾で花開く日本のお酒カルチャー。
- 前編 -
#Interview
Tomoaki Inaba/稲葉智章
「WA-SHU 和酒」の外観。
台北バーシーンの先駆的存在。
台北の中心地、地下鉄MRT忠孝復興駅から國父記念館駅周辺は「東区(Eastern District)」と呼ばれる流行発信エリアだ。
先月紹介した人気バー「To Infinity & Beyond」があるのも同エリアの一角。
Asia's 50 Best Barsにランクインするようなバーも含めて、台北の人気カクテルバーの多くは同エリア周辺に集中していると言っていいだろう。
日本人の稲葉智章さんがオーナーバーテンダーを務める「WA-SHU 和酒」は2013年に開業し、2015年に「東区」の現在の場所に移転オープンした。
当時は、同エリアにもほとんどカクテルバーはなかったという。
「この周辺どころか、台北全体でもきちんとしたカクテルを提供しているバーは多くありませんでした。本当にここ数年です。バーが軒並みオープンし始めたのは……。ウチの隣もバー、その隣もバー、向かいにもバーが3軒あります。東区は今やバー密集地帯です(笑)」
いち早く「東区」にバーをオープンさせ、多くの台湾人バーテンダーを育ててきた稲葉さんは、この10年の台湾バーシーンを牽引してきた存在ともいえる。
ゲストのほとんどは台湾人、しかもお目当ては稲葉さんが手がけるカクテルだという。
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