そもそもお酒飲んじゃっていいの!?
ムスリム国・バングラデシュのお酒事情。

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そもそもお酒飲んじゃっていいの!?
ムスリム国・バングラデシュのお酒事情。

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ムスリム(イスラム教徒)が人口の9割以上を占めるバングラデシュのお酒事情はどうなっているのだろうか? 実は……、国のライセンスを得てお酒を提供している場所があったり、国産ビールが生産されていたりする事などはあまり知られていない。今回は、現地バングラデシュからその実態をレポート!

Shiho TANAKA(バングラデシュ在住)

レストランなどではノンアルコールカクテル(モクテル)を提供することも多い。

2022年、アルコールに関する法律が成立。

バングラデシュはインドの東側にあるベンガル湾に面した南アジアの国。

日本人にはあまり馴染みが少ないかもしれないが、人口は1億6,000万人を超え、世界第8位となっている国なのだ。

イスラム教徒が大多数のバングラデシュにおいては、アルコールの取り扱いについて法律でも厳密に規定されている。

「2018年麻薬取締法」に基づく「2022年アルコール管理規則」が定められており、「販売」と「飲酒」に分かれて規定されている。

21歳以上であれば、飲酒許可申請書を提出することができ、許可が下りるとアルコールを摂取することができる。

この「2022年アルコール管理規則」が定められるまで、アルコールの使用に関する明確な規定は制定されていなかった(法的な意味で!)。

また、後述するが少数民族の伝統的な自家製のお酒の製造禁止への言及も含まれている。

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