パンデミックを乗り越えたニューヨーク。
空前のナイトアウト・フィーバー!?

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パンデミックを乗り越えたニューヨーク。
空前のナイトアウト・フィーバー!?

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新型コロナウイルスによるパンデミックで大きな打撃を受けたニューヨークの飲食業界。世界の他の都市と同様、当初は閉店ラッシュが起きていたが、あれから約2年、ニューヨークのバーシーンはどう変化したのだろうか? 

Chiyo Yamauchi(NY在住)

去る者あれば来たる者あり、新店が続々オープン!

2020年の3月以降、新型コロナウイルスの影響で、約2年の間にニューヨーク市の都市圏内では「少なく見積もっても1,000軒以上」の飲食店が閉店したと報じられている。

ほとんど知られていなかった店や、また、一時的か恒久的な閉店かが分からないものもあるため、「実際の数はもっと多い」と見積もられている。

幕を下ろしたバーの中には「ペグ・クラブ(PEGU CLUB)」のような名店も含まれている。

ニューヨークで最初に日本流のクラフトカクテルを広めた、あの「エンジェルズ・シェア(Angel’s Share」もそのひとつだ。

1993年の創業以来、そのクオリティの高さが評価され、トップクラスの人気を博してきた同店だが、パンデミックによる営業規制、および売上げ低迷により「家賃を払えなくなったことが大きい」と、ニューヨークタイムズ紙は述べている。

とにかく家賃の高いニューヨークでは、どんな人気店でも、営業規制が敷かれて通常時の高い収益をあげられなくなれば、ほんの数ヶ月で損失が膨らみビジネスが成り立たなくなってしまう。

そのため、損失が嵩む前にスペースを手放した方が賢明だと判断したオーナーも少なくなかったようだ。

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