NY初“アルコールフリーの酒屋”。
125種以上が勢揃い!

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NY初“アルコールフリーの酒屋”。
125種以上が勢揃い!

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2020年11月、ニューヨーク初のノンアルコール・ドリンク専門店 がオープンした。その名も「スピリティッド・アウェイ(Spirited Away)」。店舗を訪れ、創業したきっかけや、どんな商品を揃えているのか、取材してみた。

Chiyo Yamauchi (NY在住)

創業者のダグラス・ワッターズさん

「ここに行けば必ず買える」ノンアルコールの “定位置” を開拓

2020年11月、ニューヨーク初のノンアルコール・ドリンク専門店こと ”アルコールフリーの酒屋” がオープンした。その名も「スピリティッド・アウェイ(Spirited Away)」。

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の英題と同じだが、「神隠し」の意味はなく、「スピリッツ(蒸留酒、お酒)+ アウェイ(離れる)」をイメージして名付けたそうだ。

創業者のダグラス・ワッターズさんがノンアルコール専門店を開業したきっかけは、パンデミック中に行きつけのリカーストアで、ふとこんな事を思ったからだと言う。

「ノンアルコールのワインやスピリッツも、リカーストアでワインやスピリッツを選ぶように手にとって、他のブランドと見比べて購入できたらいいのに」。

マーケターとして働く彼に「飲料ビジネスの専門知識や経験はなかった」。だが、愛犬の散歩中に、マンハッタンのロウアー・イースト・サイド地区に小さな空き物件を見つけたのを機に、思い切ってノンアルコールのボトルや缶だけを売る、 ”アルコールフリーの酒屋” をやってみることにしたと話す。

なんでも、「ニューヨーク州の法律では、ワインやスピリッツを売るリカーストア(酒屋)は、ノンアルコール商品を置いてはいけないことになっている」のだと、ダグラスさんは言う。

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