コロナ禍でも前を向いて止まらない。
香港バー業界は今、こんな感じ!

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コロナ禍でも前を向いて止まらない。
香港バー業界は今、こんな感じ!

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香港では新型コロナ感染者数7378人(2020年12月11日現在)と、欧米や日本と比べると数字は低めながら、飲食業界への厳格な規制は継続中。そんな中でも、さまざまな取り組みやコラボが生まれ、新店オープンも続いている。そんな香港バー業界の最新事情をお届け!

Miyako Kai(香港在住)

「Pontypalooza V Local Legends」にて。左から、ベッカリー・フランクス、アントニオ・レイ、ジェイ・カーン。

2020年11月末からバーは強制休業中!

この1年以上にわたって、政治的混乱に新型コロナウイルスの感染拡大と、香港のバー業界にとっての難局は続いている。

特にコロナに関しては、厳しい規制によってなんとか感染を抑え込んで通常運転に戻りかけたと思えば再び感染拡大、というパターンを繰り返している。

2020年11月末には1日の新規感染者数が100人を超え、ついに第4波が始まってしまった。

クラスターの発生源は大企業重役でもあるマダムが開いた社交ダンスパーティだったとか。

それでも真っ先に強制休業させられるのは「いつでもバー」というのが辛いところ。

当初は1週間の期間限定で発令された強制休業だが、延長に延長が続いていて、「誰も海外へ行かないこのクリスマスは、今までの損を取り返す絶好の機会」と張り切っていた業界関係者の落胆は大きい。

今年になってすでに120軒以上のバーが廃業し、この強制休業後に再オープンできない店も多いのではないかと恐れられている。

ちなみに2020年6月末の施行が海外でも大きく報道されている国家安全法に関して言えば、長い目で見れば香港の経済にも影響が出てくることは間違いないが、今のところは飲食業界の動向には大きな影響がない。

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