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岡山産の地ウイスキーが誕生!?
13.01.11
年末、「味の素kk 川崎工場」に行ってきました。
工場見学も勿論楽しんだのですが、この周辺はかつて三楽(オーシャン)の川崎蒸留所が存在したところ。オーシャンウイスキーや川崎グレーンに思いを馳せながら、工場を後にしました。
メルシャンの軽井沢蒸留所も残念ながら閉鎖されてしまいましたが、復活を遂げた蒸留所や新しく誕生するウイスキーもあります。
そんな話題を耳にすると、ウイスキー好きとしては嬉しいですね♪
さて、岡山県の宮下酒造(岡山市中区西川原)が、2012年夏からウイスキーの製造を始めています。
日本酒、焼酎、地ビールを手掛ける当社は、1915年(大正4年)創業。
創業100周年記念事業として企画したものだそうで、2015年には3年もののウイスキーが誕生することに。
(あ、上の写真は筆者がスコットランドを訪れたときの写真です。イメージということで・・・)
日本のウイスキーというと、まずサントリー「山崎」「白州」、ニッカ「余市」「宮城峡」といった蒸留所を思い浮かべる人が多いと思います。
それから「富士山麓」などがあるキリンの富士御殿場蒸溜所、「イチローズモルト」でお馴染みの秩父蒸溜所、2011年に復活を遂げた「マルスウイスキー」の信州ファクトリー(本坊酒造)、「あかし」の江井ヶ嶋酒造など。
このあたりが一般的に(?)知られているジャパニーズウイスキーになりますが、他にも案外いろいろな場所から発売されています。
そして、今回の岡山。
ウイスキーの製造は、県内の酒造業界で初の試みとのこと。
岡山県は国が指定する1級河川が3本あって、その中央を流れる清流「旭川」の伏流水を仕込水に使っているそうです。大麦麦芽は岡山県産とドイツ産をブレンド。
ラベルには「WHISKEY」とありますが、気になる人は気になりますね。
なぜ「WHISKY」じゃないのか??
どうやら、開発者が2006年にアメリカ・ケンタッキーやテネシーを訪れた際に、ジャックダニエルで製造責任者にウイスキーの製造工程を学んだことによるものだろうと思われます。
45%のニューポットが2012年から2013年にリリースされるという情報もありますが、販売されるのでしょうか?
新しい地ウイスキーの誕生に、心躍るウイスキーファンは多いはず(私も!)
いしかわあさこ