「ディサローノ」が「The World’s 50 Best Bars」に協賛する理由!

SPECIAL FEATURE特別取材

「ディサローノ」が「The World’s 50 Best Bars」に協賛する理由!
[vol.02] - 「The World’s 50 Best Bars 2023」授賞式

#Special Feature

文:Drink Planet編集部

Vol.2では、2023年10月17日(火)にシンガポールで開催された「The World’s 50 Best Bars 2023」授賞式の様子をお届けします。さらには、数ある魅力的なスポンサーブランドブースの中から「ディサローノ」と「ティアマリア」をピックアップ!

Ralph Allen Santosさんによる「Banana Rhum-A」。

Ralph Allen Santosさんによる「Banana Rhum-A」。

熱気ムンムンのAward Ceremony!

「The World’s 50 Best Bars 2023」のメインイベントである授賞式(Award Ceremony)が行われたのは、シンガポールの中心地から少し離れた海沿いの倉庫街にある「Pasir Panjang Power Station」。

その名の通り、もともと発電所だったという建物は、恐ろしく天井が高く、騒音も気にする必要がないことから、大規模なライブ会場やイベント会場として使用されているんだとか。

18時30分。

ここにタクシーやリムジンが次々と乗り付けてきて、「Cocktail」というドレスコードのもと、華やかに着飾ったバーテンダーやバー業界関係者が降り立ちました。

「The World’s 50 Best Bars 2023」の1位から50位までにノミネートされたバーチームは、レセプションで(栄誉ある)赤いストールと記念シェイカーを授与され、レッドカーペットが敷かれた50 Bestのサインボードの前で記念撮影を行います。

その先に続くメイン会場は、両側に約20のスポンサーブランドの特設ブースが並び、さながら近未来のカクテルストリートといった雰囲気。

DJが奏でるEDMやシティポップが会場をヒートアップさせ、まさに熱気ムンムン(南国シンガポールだからか、本当に暑かった)!

特設ブースではバーテンダーがとにかくシェイカーを振りまくり、カクテルが次から次へと宙を舞うように運ばれていきました。

(イベントとはいえ、メイキングはもちろん、氷もグラスもデコレーションも一切抜かりがないのは、さすが50 Best!)

Ralph Allen Santosさん(左)とAdonis Endozo Reyesさん(右)。

Ralph Allen Santosさん(左)とAdonis Endozo Reyesさん(右)。

「ディサローノ」ブースはラムカクテル推し!

スポンサーブランドのひとつである「ディサローノ」のブースを任されていたのは、フィリピン・マニラ「The Spirits Library」のRalph Allen Santosさんと、シンガポール「Origin Bar」のAdonis Endozo Reyesさんのおふたり。

Ralph Allen Santosさんは、「ディサローノ」、ラム、シェリー、アマーロ、バナナリキュールを使って、「Banana Rhum-A」というオリジナルカクテルを披露してくれました。

一方、Adonis Endozo Reyesさんは、「ディサローノ」、ラム、イングリッシュブレックファストティー、シュガーシロップ、レモン、ビターズ、ヘビークリームを駆使した「Fancy Like A Sunday Morning」というオリジナルカクテルを。

さらには、「ディサローノ」のシグネチャーカクテルとして、「ディサローノ ベルベット」、ラム、ライム、オレンジリキュール、オルジェシロップ、シュガーシロップを使った「Thai Velvet」を振る舞っていました。

アマレットのニュアンスがエキゾティックなので、ラムとの相性はとにかく抜群といったところでしょうか。

会場が暑かったせいもあり、この3種類の「ディサローノ」カクテルは大好評でした!

Carmelo Licataさん(左)とFrancesco D'Arienzoさん(右)。

Carmelo Licataさん(左)とFrancesco D'Arienzoさん(右)。

またまたイタリア人バーテンダーが登場!

お隣りの「ティアマリア」のブースで腕を振るっていたのは、イタリア・ペスカーラ近郊にある「Seta Garden Bar」のオーナーバーテンダーであるCarmelo Licataさんと、同じくイタリア出身で現在はドバイ「Blind Tiger」でバーマネジャーを務めるFrancesco D'Arienzoさんのおふたり。

(またまたイタリア人バーテンダーの登場です!)

Carmelo Licataさんは、「ティアマリア」を使ったパローマのツイスト「Paloma Negra」をメイキングしてくれました。

(爽やかなパローマに、コーヒーの酸味と苦味が心地いい!)

Francesco D'Arienzoさんが披露してくれた「Arctic Tia」は、「ティアマリア」と北極圏に生育するボタニカルからつくった自家製の北極圏コーディアルに、チョコレート&アロマティックビターズをドロップしたロックスタイルの一杯。

「ティアマリア」のシグネチャーカクテルとしては、「ティアマリア」のエスプレッソマティーニにオレンジリキュールのバブルをフロートした「Maria l‘Orange」がサーヴされました。

100%アラビカ種コーヒー豆をコールドブリューした「ティマリア」は、酸味・苦味・甘味が一体となった旨味があるからこそ、シンプルなレシピにしっかり寄り添い、多くのバーテンダーに支持されるのでしょう。

この3種類の「ティアマリア」カクテルを飲んで、改めてそんなことを実感させられました!

「ディサローノ」グローバルアドボカシーマネージャーのSimona Biancoさん(左から2番目)と「Zest」チーム。

「ディサローノ」グローバルアドボカシーマネージャーのSimona Biancoさん(左から2番目)と「Zest」チーム。

注目の「Disaronno Highest New Entry Award」!

さてさて、前述した通り、No.1の栄冠を獲得したのはSimone Caporaleさん率いる「Sips」だったのですが、授賞式では順位のアナウンスがされるたびに、バーチーム関係者が抱き合い、飛び跳ね、大歓声が巻き起こるという熱狂ぶり。

世界のトップバーテンダーたちがこれだけ無邪気に喜ぶということは、それだけ「50 Bestに価値がある」ということの証なのかもしれません。

ここで注目の賞をご紹介しておきましょう。

「Disaronno Highest New Entry Award 2023」に輝いたのは、全体でも18位と大躍進した韓国ソウルの「Zest」。

「ディサローノ」グローバルアドボカシーマネージャーのSimona Biancoさんから受賞プレートを受け取ると、「Zest」チームは壇上で喜びを爆発させました。

「zero」と「waste」から「Zest」と名付けられたことからもお分かりの通り、同バーは原材料をゼロから生み出したり、廃棄物ゼロにこだわったりするなど、サスティナブルに特化した業界最前線のバー。

こうしたバーがアジアの韓国から出てきたという点も興味深いですね。

Simona Biancoさん(左)と「Double Chicken Please」チーム。

Simona Biancoさん(左)と「Double Chicken Please」チーム。

「The World’s 50 Best Bars」の価値。

全体で2位、「Tia Maria The Best Bar in North America 2023」に輝いたのは、Gn Chanさんが率いるNYの「Double Chicken Please」。

Gn ChanさんはNY「Angel’s Share」時代に、後閑信吾さんのもとで腕を磨いたことでも知られる台湾人バーテンダー(って、ご存じですよね?)。

Gn Chanさんは個人としても「Bartenders’ Bartender Award 2023」を受賞しています。

ちなみに13位は「The Best Bar in Asia 2023」も獲得した、タイ・バンコクの「BKK Social Club」。

今月のBar&Interviewでは「BKK Social Club」のPhilip Bischoffさんにご登場いただいてますので、そちらも要チェックです!

いぜれにせよ、アジア初開催となった「The World’s 50 Best Bars」の授賞式は大盛り上がり。

授賞式に参加したシンガポール人バーテンダーがこんな風に語ってくれました。

「シンガポールでは過去に『Asia 50 Best』が開催されたけど、やっぱり『The World’s 50 Best』は格が違うね。なんていうか、興奮したし、感動したし、とにかくやる気が出たよ。バーテンダーならこの雰囲気を一度は味わってみるべきだね!」

Vol.3につづく

★DISARONNO(ディサローノ)
https://www.disaronno.com/

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シンガポールといえばコレでしょ!

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