ブログ

辻 美奈子

洋酒の広告&PR活動への疑問

10.09.01

起業すると、ちょっとばかり途方にくれることが度々ある
(いや、かなりか。。。)

本人は意識しなかったのだが、“会社”という看板を、

他人、それもかなり近い人までが見て動いていたことに気づかされる。

当然なのかもしれないけど、これが慣れない。

先日も少しばかり途方にくれていると、

友人より電話があり、
久しぶりなのでランチをしよう!ということに。

普段はなかなか、お互いの時間を調整するのが難しいのだけど、

ちょうど、お盆の時期ということもあり、

少し気分的(?)な余裕も手伝って指定場所に出かけていくことに。
(ちなみに彼は、私と違い、仕事がスーパー早いので
いつも忙しくても優雅です。見習いたい!)

彼は、私にずっと起業を勧めてくれていた友人のひとり。

その理由は、彼自身も数年前にBMWINという名前のブランディングコンサルティング事務所を立ち上げ、着実に実績を上げてきていることから、

彼曰く、今の時代、私の性格上、起業するほうが合っているとのことだそう。
(う~~ん。そうだったのだろうか)

彼はその鋭い洞察力と、的確な課題を挙げ、

あまりにシンプルな解決策を提案することから、

常にセールスマンからは恐れられいた。というか、嫌がられていたかも。

人は自分の非についてそのものずばり指摘されると、

いろんな理由をつけて正当化するもの。

時は1999年。

彼が洋酒輸入会社のマーケティングマネジャーで、

私はコミュニケーションマネジャーというポジション。

当時我々には大きな共通の疑問があったのです。

そう、既存の広告およびPRに関しての疑問。

洋酒のマーケティングは銘柄指定というものがある以上、

人に商品名を記憶してもらうことが重要になってきます。

そうしないと、ウォッカソーダを注文すればその多くがスミノフソーダに、

ジントニックはビフィータジン、

バーボンソーダはIWハーパーソーダが自動的に出てくることになるから。

シャンパンは、そう、モエシャンドン。

(最近はシャンパンと書いてあり、カバもしくはスプマンテでることが多くなってきたが)

けれども、それまでの成功手法では、どうも結果がついてこないばかりか、

リサーチをとってもオカシイ。。。と思うことばかり。

我々は限られた予算のなかで、どのようにしたら

消費者に興味を持ってもらえるか、そして何より飲んでもらえるかを考え、

その取り組み方について、根本的に考えなおすことに。(つづく)

<<前の記事へ | 次の記事へ>>

SPECIAL FEATURE特別取材