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編集スタッフ Massimo

地震について考える

11.03.22


前回Blogを更新したのが3月10日のこと。

ご存じのように、その翌日3月11日に、東北関東大震災が起こりました。

それからしばらくは、このしょーもないBlogを更新することにためらいを感じていました。

もともと、お酒に関するちょっとした情報を、
Drink Planetの本体とは別に(箸休め的に!)、
おもしろおかしくお伝えしていければ、と考えていました。

しかし、この未曽有の震災を前にすると、
しょーもないBlog書いてる場合じゃねえな的スパイラルに陥ってしまいました。

そもそも発するべき言葉というものが出てきませんでした。





その間も、被災者の方には申し訳ないんですが、相変わらずお酒は飲んでいました。

あるいはお酒がなければ、精神のバランスがうまくとれなかったのかもしれません。

このご時世、嗜好品であるお酒は「ぜいたく」だったり「ふきんしん」だったり、
大げさにいうと「悪」だったりするのかもしれません。

しかし、少なくともmassimoは、お酒に救われました。

ですから、お酒を扱うバーテンダーの方々、飲食店を経営される方々には、
(可能な環境であれば)おいしいお酒を出し続けてほしいなと思います。

こんなご時世だからこそ。

救われる人はきっと多いと思います。






実はmassimoは、子供のころ、洪水によって被災したことがあります。

もちろん今回の震災ほど甚大なものではありませんでしたが、
床上浸水で家財道具は、ほとんどすべて水に流されました。

そのとき感じたのは、過剰に同情したり、変に憐れんだりするんじゃなくて、
とにかくほっといてくれってことでした。

フラットでいてくれってことでした。

周囲の方々の物理的な支援にはずいぶん助けられました。
でも、野次馬的なリアクションや好奇の目には、本当に辟易させられました。







なにがいいたいがよくわからなくなりましたが、地震の話はこれが最後です。

次回からはまたしょーもないBlogに戻ります。

お酒はおいしく飲まなくっちゃね。

ちなみにphotoはロジャーグラートのロゼです。
うすはりのタンブラーで適当に飲みました。

お酒で世界は救えないかもしれないけど、少しいい気分にはなれますよね。

みんなが少しいい気分になれるように、Drink Planetは前に進みます。

今後もお付き合いのほど、よろしくお願いい申し上げます。





停電中の酒がウマいのはなぜ?

massimo

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