プレミアム・ラム、「フロール・デ・カーニャ」の魅力って?
アンバサダー、ミッチ・J・タウンゼントが紐解きます!

SPECIAL FEATURE特別取材

プレミアム・ラム、「フロール・デ・カーニャ」の魅力って?
アンバサダー、ミッチ・J・タウンゼントが紐解きます!

#Special Feature

先日、ニカラグアが誇るプレミアム・ラム・ブランドの「フロール・デ・カーニャ」によるカクテル・コンペティション、「フロール・デ・カーニャ サスティナブル・カクテル・チャレンジ2022」日本大会が東京・恵比寿で開催されました。コンペの審査員を務めるアンバサダーの“ミッチ”こと、ミッチェル・J・タウンゼントさんがオーストラリアから来日。コンペに先駆け、日本のメディアや関係者に向けてブランドセミナーが行われました。
ここではミッチさんのリアルな言葉で、「フロール・デ・カーニャ」の魅力をお伝えします!

活火山に育まれた味わい。

まずは「フロール・デ・カーニャ」の歴史から紐解いていきましょう。

「フロール・デ・カーニャ」とはスペイン語でサトウキビの花の意味。そんな素敵な名前をもつ蒸留所が中南米ニカラグアに誕生したのは1890年のこと。

ニカラグアは太平洋とカリブ海のちょうど中間あたりに位置する国で、火山、湖、ビーチと、異なる景観、ロケーションに恵まれています。

「フロール・デ・カーニャ」蒸留所が位置するのは、ニカラグア最高峰で最も活発に活動する火山、サンクリストバル火山の麓。

ミッチさんによれば、このロケーションこそが「フロール・デ・カーニャ」の味わいをもたらしているそう。

ミッチさんはGin Palace、Beneath Driver Lane、Rum Diary Barなど、オーストラリアの有名バーで腕を振るった後、北海道・ニセコで新規バーの開業にも携わったという親日家。ラムだけでなくスピリッツ全般に精通しており、オーストラリアの蒸溜所と手を組んでジンを手がけています。今年5月、「フロール・デ・カーニャ」のオーストラリア・ニュージーランド アンバサダーに就任。

ミッチさんはGin Palace、Beneath Driver Lane、Rum Diary Barなど、オーストラリアの有名バーで腕を振るった後、北海道・ニセコで新規バーの開業にも携わったという親日家。ラムだけでなくスピリッツ全般に精通しており、オーストラリアの蒸溜所と手を組んでジンを手がけています。今年5月、「フロール・デ・カーニャ」のオーストラリア・ニュージーランド アンバサダーに就任。

「火山灰性の肥沃な土壌、火山性の溶岩大地で濾過され、地下に蓄えられたミネラル豊富な水。そしてダイナミックな熱帯雨林気候。

これらの条件が『フロール・デ・カーニャ』のラム造りに欠かせません。

『フロール・デ・カーニャ』ではラムの原料となるサトウキビ栽培から自社で取り組んでいますが、この気候風土が濃厚な甘味と、オレンジピールを思わせるわずかな酸味をまとった極上のサトウキビを育みます。

この自然の恵みを生かし、『フロール・デ・カーニャ』では砂糖も添加物も使用しない製法が代々、受け継がれています。

(テイスティンググラスをまわして)ほら、グラスを流れる水滴がさっと落ちるでしょ?粘性が少ないのは、砂糖を添加していないから」

「フロール・デ・カーニャ 4年」、「7年」、「12年」、「25年」、「エスプレッソ」の5種を飲み比べ。

「フロール・デ・カーニャ 4年」、「7年」、「12年」、「25年」、「エスプレッソ」の5種を飲み比べ。

業界トップクラスのサスティナビリティを貫く。

もう一つ、「フロール・デ・カーニャ」の特徴が、徹底したサスティナビリティ。

フェアトレード認証とカーボンニュートラル認証をどちらをも取得している、世界で唯一のスピリッツです。

ちなみに、スピリッツとしてフェアトレード認証を受けたのは世界初だとか。

「農場からボトリングまで、すべての工程で100%再生可能素材を使っています。

サトウキビ糖蜜の発酵中に排出するCO2量は、ガソリン自動車1000台分の排気量に相当(いずれも年間換算)しますが、全量を吸収してカーボンニュートラルを実現しています。

また蒸留所は、サトウキビの搾りかすを再利用した再生可能エネルギー100%で運営されています。

それだけでなく、ニカラグア国内で2025年までに100万本の植樹を計画しており、すでに80万本を達成しています」

熟成に用いるのは、ジャック・ダニエルとメイカーズ・マークのアメリカンホワイトオーク製バーボン樽。

サスティナビリティはもちろん、オーク材にはバニラの香味成分が多く含まれていますから、高品質ラムを造るという観点から理にかなっていますね」

世界がSDGsに取り組み出す100年も前から、企業理念に「持続可能な開発と成長」を掲げていた「フロール・デ・カーニャ」。

創業時から現在に至るまで、業界を牽引するサスティナブルなモノづくりを実践していますが、こうした取り組みを貫けるのも、5代続く家族経営の蒸溜所だからかもしれません。

もちろん、製造法だけでなく、味わいだってお墨付き。

アルコール業界のオスカーともいわれる「International Wine and Spirits Competition」の「Quality of Highest Order」を受賞するなど、品質の高さは広く認められています。


テイスティングノートとおすすめの飲み方。

それではテイスティングに移りましょう。

今回は、日本で展開する「フロール・デ・カーニャ 4年」、「7年」、「12年」、「25年」、「エスプレッソ」の5種と、ミッチさんの創作カクテル3種が紹介されました。

「クリスタルクリアの『4年』はチャコールフィルターで濾過した、雑味を排したホワイトラム。

アーモンドやバニラを思わせる甘い香り、ドライな味わいとオレンジピールを思わせる余韻が特徴で、カクテルならダイキリやシュガーシロップを使ったシンプルなものがおすすめ。

ハイボールスタイルにオレンジを添えてもいい。フレッシュなリンゴやイチゴとも相性がいいです。

7年はトーストしたココナッツやバニラ、イチジクやレーズンなど果実の香り。

オレンジピールを思わせる余韻のなかに、ほのかにペッパーのようなスパイスが香ります。ショウガやハチミツとベストマッチ。

12年はバニラやチョコレートを感じさせる濃厚な味わい。

ほのかな甘みのなかに、サトウキビ由来のオレンジピールのような酸味も感じます。

これはオールドファッションド・スタイルのカクテルにぴったり。ショウガやオレンジスライスを添えて提供したいですね。

25年はぼくのいちばんのお気に入りで、悶絶するほどおいしい(笑)。

レーズン、プルーン、チョコレートのアロマ、かすかにタバコ葉のスモーキーな香りを漂わせています。

これはぜひ、ロックスタイルで。シガー、もしくはカカオ70%以上のダークチョコレートと合いますよ」

「12年」を使ったミッチさんのカクテル、「サウスサイド エクスチェンジ」。

「12年」を使ったミッチさんのカクテル、「サウスサイド エクスチェンジ」。

4年、7年、12年で作る3つのカクテル

ミッチさんが振る舞ってくれたオリジナルカクテルは、12年を使った「サウスサイド エクスチェンジ」、4年の「ピーチ ドリームス」、7年の「トウキョウ サワー」の3種。

果たしてどんなカクテルなのでしょう。

「今回は地元の素材を使ってカクテルを作りたいと思いました。

『サウスサイド エクスチェンジ』は、柚子の酸味と大葉の香りで『12年』らしいどっしりとしたボディを際立たせたショートカクテル。甘みには和三盆を使っています。

『ピーチ ドリームス』は、ぼくが大好きなモモを使いました。フレッシュなモモを煮詰めたシロップで甘みを、リンゴ酸で酸味を加えたロングカクテル。

シロップを作ったときに出たピューレを乾燥させてピーチレザーに仕立て、ガーニッシュとして添えています。

『トウキョウ サワー』は『7年』+黒糖梅酒のロックスタイル。シナモンをスモークして燻香をまとわせました」


「フロール・デ・カーニャ」の魅力に酔いしれたところで、ブランドセミナーは終了。

そして翌日はいよいよ、日本初開催となる「フロール・デ・カーニャ サスティナブル・カクテル・チャレンジ」日本大会本番です!



★フロール・デ・カーニャ公式HP(日本語)
https://flordecana.jp/

★お問い合わせ
アイデイ商事株式会社
TEL:06-6344-0003
www.id-shoji.com


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