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『古典酒場』ファイナル。
13.05.18
大衆酒場の呑み歩きバイブルとして、6年間多くの飲み手に愛されてきた情報誌『古典酒場』。
下町や横丁酒場などの名店紹介と、酒場界の権威による指南は、絶えず飲み手の心をくすぐった。
かく言う私も創刊当時からのファンで、頁をめくっては、
「はぁ~、飲みに行きたい」「いい顔で飲んでるなぁ」などと思っていた。
その臨場感は、身を削ってひたすら呑み歩いている編集長・倉嶋紀和子さんの酒場に対する熱い思いが伝わってくるからに違いない。
いったい、どんな人なんだろう??
いつか、一緒に飲んでみたい。
そう思ったのは、二ノ宮知子さんの『平成よっぱらい研究所』を読んで以来だった。
(その後、二ノ宮所長(あえて所長と書きます)は『のだめカンタービレ』で大ブレイク。『平成よっぱらい研究所』は何度読んでも飽きず、笑い転げること必至の漫画! 二ノ宮所長ともいつかは飲んでみたい!)
さて昨年某日、銀座7丁目のバー「ロックフィッシュ」へ向かったところ、まだ15時を過ぎたばかりなのにほとんどの席が埋まっていた。
ひえ~、さすが人気店。
なんとか奥のスペースに収まって、ひとりちびちびハイボールを飲んでいた。
その頃Facebookをはじめたばかりの私は、チェックインしようと悪戦苦闘。
なんとか操作を終えて、タイムラインを眺めていたら
「そこに倉嶋編集長がいるぞ!!」
というコメントが!
え、え、どの女性? 3名くらいいるけど・・・うーん。
悩んでいたら、ちょうど老紳士が帰るといって席がひとつ、ポツンと空いた。
奥からカウンターのその席へ移動を促されて、ハイボールを手に歩いていく。
すると、とても良い顔でハイボールを飲んでいる女性の姿が目に映った。
もしかして・・・?
隣になったその女性に、思い切って「倉嶋編集長ですか?」と聞くと、そうだと言う。
この偶然をバッカス様に感謝しながら一杯お供させて頂き、時間のなかった私は先に失礼した。
こんなに美味しそうに、ハイボールを飲む女性がいるんだなぁ。
ますます私は『古典酒場』のファンになってしまった。
・・・と、前置きは個人的な思いによって長くなりましたが、その『古典酒場』の総決算号が5月20日(月)に発売になります。これで最終号になってしまうのはさみしい限りですが、いまの酒場ブームを担った功績は言うまでもないでしょう。
どんな内容になっているかは、倉嶋編集長のブログ(http://ameblo.jp/kotensakaba/)をご覧になってください。
書店販売イベントではご本人もいらっしゃるようなので、素敵な編集長に会えますよ~♪
5月20日(月)
11時~13時/赤坂金松堂
※雨天の場合は中止
17時~20時/TSUTAYA 新橋店
※雨天時も開催
5月21日(火)
11時~13時/八重洲ブックセンター
※雨天時も開催
特典:55ホッピー&古典酒場オリジナルクリアファイル~鍵屋バージョン~全員プレゼント
※販売予定冊数が売り切れ次第、イベント終了
ところで私は、発行人が6年間の泥酔様を暴露しているというコラム「呑めばいい。ってもんじゃない。毒吐手記」が気になってます(笑)
いしかわあさこ