ベルリンの黄金時代、
20‘sを蘇らせる“純金”バー!
<前編>

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

ベルリンの黄金時代、
20‘sを蘇らせる“純金”バー!
<前編>

#Interview

Tino Hiller by「Reingold」

ヨーロッパ文化の中心地として、新しい演劇や文学を次々と生み出した1920年代のベルリン。その時代の空気を今に伝える“黄金のバー”は、隣にバースクールを併設し、現在活躍する多くのバーテンダーを輩出してきたベルリン・バーシーンの立役者でもあった!

文:Hideko Kawachi(ベルリン在住)

All Photos by Gianni Plescia

めまぐるしく流行の地区やナイトシーンが移り変わるベルリンだが、ここ10年以上変わらず、ベルリンのカクテル好きから必ず名前があがるバーがある。

それが、ミッテ地区にある「ラインゴールド」だ。

「純金」という名前のとおり、オーナーのダヴィド・ヴィーデマン曰く「世界でも最高級のクオリティ」を提供するバーである。

自らもバーマイスター(ドイツでは名バーテンダーをこう呼ぶ)で、そのクリエイションの豊富さから「カクテル王」と称される存在でもあるヴィーデマンは、このバーの並びにベルリン最大のバースクールも併設。

ベルリンで活躍する多くのトップバーテンダーが、このスクールで経験を積み、巣立っている。

ちなみに、以前Drink Planetでも紹介した「スタッガー・リー」のJakob Etzold は、スクールではないものの、「ラインゴールド」の元スタッフ。

まさに「ラインゴールド」は、ベルリンのバーシーンが誕生する場所なのだ。

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