シンガポーその１

12.04.16

ひさびさのブログ更新です。

さてさて、写真はなんでしょうか？

……ちょっとわかりにくいでしょうか？

正解は、かの有名なラッフルズホテルのロングバーの床です。

ご存じシンガポールスリングで有名なバーですが、床に落花生の殻をじゃかじゃか捨てちゃうことでも有名ですね。

今回はわけあって、男性２人（しかも２人ともお酒を飲まない）とご一緒したのですが、massimoが落花生の殻をじゃかじゃか捨てていると「ちょっとちょっと！」と叱られてしまいました。

「同じ日本人として、よその国で、ごみを床に捨てるなんて！」

「しかもここ、ルールに厳しいシンガポールですよ！」

「へたすりゃ罰金取られますよ！」

ってな具合です。

そこで、床に落花生の殻を捨てることが、ある種の「観光」であることを教えると、その方も楽しそうに落花生の殻を捨てはじめました。

実に！　楽しそうでした。

別に殻はごみ箱に捨てりゃいい話なんですが、こういうのは楽しいですよね。

特に普段お酒を飲まない方（=バーに足を運ばない方）には、もう、めちゃ楽しい！らしいです。

そして床に捨てられた落花生の殻を、何枚も何枚もカメラに収めていました。

それを見ていた外国人観光客は「なにやってんだ。この日本人？」という不思議そうな顔をしていました。

なんというか、すべてが微笑ましい夏の午後でした。

（夏しかないからね。シンガポール）

確かにツーリスティックだし、シンガポールスリングは甘すぎるし、サービスもクソもないし、その割には値段は高いけど、まあこういうバーはこういうバーでアリかな、と思います。

いやぁ～、バーって、本当にいいですね。（←淀川長治風に！）（←古っ！）

massimo