北極圏のピュアな自然が香り立つ!
フィンランドから「アークティック ブルー ジン」登場。

SPECIAL FEATURE特別取材

北極圏のピュアな自然が香り立つ!
フィンランドから「アークティック ブルー ジン」登場。

#Special Feature

文:Drink Planet編集部

“北極圏の自然”と聞いて、どんなイメージを思い描きますか?
オーロラが輝く夜空、どこまでも広がる氷原、夏の白夜に太陽が昇らない冬の極夜……。厳しくも雄大な北極圏の自然のエッセンスをボトルに閉じ込めた、ユニークなクラフトジンの販売がスタートしました。
その名も、「アークティック ブルー ジン」。
北極圏に位置するフィンランドの、小規模な蒸留所が手間ひまかけて仕込むクラフトジン。その誕生の背景をご紹介しましょう。

「アークティック ブルー ジン」(左)と「アークティック ブルー ジン ローズ」(右)。それぞれ¥5,500。なお「アークティック ブルー ジン」は200ml(¥2,805)、50ml(¥770)サイズも。

「アークティック ブルー ジン」(左)と「アークティック ブルー ジン ローズ」(右)。それぞれ¥5,500。なお「アークティック ブルー ジン」は200ml(¥2,805)、50ml(¥770)サイズも。

世界一きれいな自然が育んだ、ピュアなジン

ここはフィンランド最東端、北カレリア地方に位置するイロマンツィ。

ロシアと国境を接する、人口およそ6,000人の小さな町です。

穏やかな針葉樹林と澄み切った水を湛える無数の湖、野生動物、そして伝統的な食文化。自然を愛するフィンランド人が、都会の喧騒を逃れてリラックスするために訪れるエリアです。

ここに蒸留所を構えるのが「アークティック ブルー ジン」。ブランドマネージャーのミコ・スプーフいわく、「ここには世界でいちばんきれいな水、きれいな空気、きれいな自然があるんだよ」。

そんな恵まれたロケーションゆえ、世界でいちばんピュアなジンが生まれた、というワケ。

2016年に蒸留所を設立すると、その2年後には権威ある「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」の「スピリッツ・オブ・ザ・イヤー」と「ダブル・ゴールド」をW受賞しています。

これはヨーロッパのホワイトスピリッツとして初の快挙だったとか。


蒸留家アスコ・リューナネンさんが語る「アークティック ブルー ジン」ストーリーはこちらの動画を。

クラフトビールでキャリアをスタートしたという、蒸留家のアスコ・リューナネン。

クラフトビールでキャリアをスタートしたという、蒸留家のアスコ・リューナネン。

キーボタニカルは野生のビルベリー

フィンランドの“ピュアな自然のエッセンス”を体現するレシピを探し求め、ミコと蒸留家のアスコ・リューナネンは数百に及ぶレシピを試し、1000回以上に及ぶ試験蒸留を重ねたと言います。

「レシピのキーとなるのは、北カレリアの深い森が育んだ野生のビルベリー(ブルーベリー)とトウヒの葉。

そのほかの素材は地元で調達したオーガニック、もしくは蒸留所近くの森で自家栽培しているもの。これらの天然素材を清らかな湧き水で仕込んでいます。

レシピで苦労したのは、蒸留手法。『アークティック ブルー ジン』では独自のノンチルフィルタリング製法を考案。

というのも、現在のジン造りにおいて主流となっているチルフィルタリングでは、ビルベリーやそのほかのボタニカルの魅力が半減してしまうのです。

そこで、植物から抽出した天然の芳香成分やタンパク質、ペクチンを生かす独自の手法を編み出しました」(アスコ・リューナネン)

加水すると野生のビルベリーの実を思わせる淡い紫色をまとった白色に変化するのは、このエッセンシャルオイルのためです。

キーボタニカルのビルベリー。

キーボタニカルのビルベリー。

楽しみ方あれこれ

「アークティック ブルー ジン」の味わいはクリアで辛口。

ビルベリーとトウヒが織りなすバランスはスパイシーかつ重厚。そこにジュニパーベリー、軽やかなカルダモン、コリアンダーシードが重層的に香り立ち、清々しい森の息吹に包まれます。

そんな「アークティック ブルー ジン」、まずはストレートでお楽しみください。

とはいえ、バーテンダーのクリエイティビティを刺激するのはやっぱりカクテル。

以下は蒸留所が提案する飲み方の一例です。

まずは定番のジントニックから。
「アークティック ブルー ジン」をトニックウォーターでアップ。ガーニッシュにハイブッシュブルーベリーを添えます。

「アークティック ロングドリンク」(左)と、ブルーベリーの果実味を生かした「ブルーアビエーション」(右)。

「アークティック ロングドリンク」(左)と、ブルーベリーの果実味を生かした「ブルーアビエーション」(右)。

「アークティック ロングドリンク」(上の写真左)
「アークティック ブルー ジン」30ml
フレッシュグレープフルーツジュース30ml
ビターレモンジュース80ml
ハイブッシュブルーベリー(ガーニッシュ)
ジンとグレープフルーツジュースをグラスに注ぎ、ビターレモンジュースを加え、ハイブッシュブルーベリーをあしらう。

「ブルーアビエーション」(上の写真右)
「アークティック ブルー ジン」45ml
マラスキーノリキュール20ml
ブルーベリーリキュール10ml
フレッシュレモンジュース20ml
ブルーベリーとミントの葉(ガーニッシュ)
ガーニッシュ以外の素材をシェイクし、よく冷やしたカクテルグラスに注ぐ。
仕上げにガーニッシュを飾る。


芳醇な味わいは食前、食中、食後とさまざまなオケージョンにフィットしてくれそうです。

2022年の「サンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティション」で「ダブルゴールド」を受賞した「アークティック ブルー ジン ローズ」はカクテルベースにぴったり。「ローズ&トニック」(左)と「ローズ・スプリッツ」(右)。

2022年の「サンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティション」で「ダブルゴールド」を受賞した「アークティック ブルー ジン ローズ」はカクテルベースにぴったり。「ローズ&トニック」(左)と「ローズ・スプリッツ」(右)。

フィンランドの初夏を象徴する、野バラの香りをまとったジン

「アークティック ブルー ジン」に野バラのニュアンスを加え、より軽やかに仕上げたのが「アークティック ブルー ジン ローズ」。

野バラの花びらを真空蒸留し、フレッシュな香りを閉じ込めているのが特徴です。

ちなみに、鮮やかなローズレッドの液色は北カレリアのブルーベリーを絞った果汁由来だとか。

繊細で優しい甘みはカクテルベースにぴったり。本場ではリキュールの代わりにこちらを使い、スプリッツとしていただくのも人気だそう。


「ローズ&トニック」(上の写真左)
「アークティック ブルー ジン ローズ」50ml
トニックウォーター適量
カットしたグレープフルーツとバジルの葉(ガーニッシュ)
氷を入れたワイングラスにジンを注ぎ、トニックウォーターでアップ。ガーニッシュを飾る。

「ローズ・スプリッツ」(上の写真右)
「アークティック ブルー ジン ローズ」30ml
プロセッコ60ml
レモンソーダ60ml
縦半分にカットしたイチゴ(ガーニッシュ)
すべての材料を、氷を入れたワイングラスに注ぎ、ガーニッシュを飾る。


ご存知、6月第2土曜日はワールドジンデイ。今年で15年目を迎える世界規模のジンのお祭りを、フィンランド発のピュアなクラフトジンで盛り上げましょう!


★ARCTIC BLUE GIN(アークティック ブルー ジン)
容量:500ml、200ml、50ml
アルコール度数:46.2%
価格:5,500円、2,805円、770円(すべて税込)
https://arcticbluebeverages.com/ja

★ARCTIC BLUE GIN ROSE(アークティック ブルー ジン ローズ)
容量:500ml
アルコール度数: 37.5%
価格:5,500円(税込)
https://arcticbluebeverages.com/ja

★お問い合わせ
アイデイ商事株式会社
https://id-shoji.com/

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「北極圏のピュアな自然が香り立つ! フィンランドから「アークティック ブルー ジン」登場。」の写真ギャラリー

ハイブッシュブルーベリーを添えたジントニック(左)と、ネグローニ(右)。ネグローニはロックグラスに「アークティック ブルー ジン」20ml、スイートベルモット20ml、シャンパーニュ20mlを注ぎ、オレンジピールをひと絞り。 ピールはそのままガーニッシュとして飾ります。

ハイブッシュブルーベリーを添えたジントニック(左)と、ネグローニ(右)。ネグローニはロックグラスに「アークティック ブルー ジン」20ml、スイートベルモット20ml、シャンパーニュ20mlを注ぎ、オレンジピールをひと絞り。 ピールはそのままガーニッシュとして飾ります。

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