メルボルン発のクラフトジン「MGC」
12月1日、ついに日本デビュー!

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メルボルン発のクラフトジン「MGC」
12月1日、ついに日本デビュー!

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提供:ワインツリー

以前、Drink Planetでは、オーストラリア・メルボルンで開催されたクラフトスピリッツの祭典「Top Shelf」についてお伝えしました。

その時の記事はこちら!

そのなかで地元メルボルンを中心にオーストラリアで話題となっていたクラフトジンが、今回ピックアップする「The Melbourne Gin Company(通称MGC)」です。

実はこの「MGC」、2016年12月1日より、日本でも正式にリリースされることになりました!

(パチパチ~!)

それに先駆け、マスターディスティラー(というか、基本的に一人で造っているそう)のアンドリュー・マークスさんが来日したので、お話しを伺いました。

アンドリューさんは今も現役のワインメーカーで、「Wanderer Wines」と「Gembrook Hill Vinyard」というワイナリーでワイン造りに携わっているそうです。

(あの有名な「Penfolds」でも6年ほど働いていたんだとか)

そんなアンドリューさんが、なぜジンを造りはじめたのでしょうか?

「もちろんワインも好きだけど、同じくらいマティーニが好きだったから、自分好みのジンを自宅で造りはじめたんだ。それが面白くって、ついにはヤラヴァレーのワイナリーの横にちょっとした蒸溜所を造ってしまったというワケ。僕はバックグラウンドがワインメーカーだから、ジンの製造にもワイン的なアプローチをしている。それが最大の特長かな」

ベースとなるニュートラルスピリッツは、地元ヤラヴァレー産のブドウを蒸溜したもの。

ボタニカルは、ジュニパーベリーとコリアンダーシードの2大要素の他に、オーストラリア産のマカダミアやサンダルウッド、ハニーレモンマートル(オーストラリア固有の植物)、ローズマリー、グレープフルーツ、ネーブルオレンジ、さらにはアンジェリカルーツ、オリスルーツ、カシアバーク(シナモンの一種)の計11種類。

これらを一度に浸漬・蒸溜するのではなく、それぞれボタニカルごとに浸漬・蒸溜し、最後にワインのようにブレンドしてジンを造り上げるのだそうです。

蒸溜には、香水造りにも使用されるベインマリエ・アランビック(Bain-marie alembic)蒸溜器を用いて、ボタニカルのデリケートな香りや味わいを抽出しているとのことでした。

またアルコール度数の調整・加水に使用するのは、ヤラヴァレーに降る純度の高い雨水。

そしてノンチルフィルターでボトリングしています。

「オーストラリアのジンは歴史が浅いぶん、ワインと違って、自由に造れるのがいいね!」とアンドリューさん。

インタビュー当日は東京の若手有名バーテンダーにもお集まりいただき、「MGC」についての感想を語ってもらいました。

その一部をピックアップすると以下のような感じ。

「ハーバル感が強く、青々しい甘さが感じられる」by 向山直孝さん(SPIRITS BAR Sunface Shinjuku)

「最初のひと口がスッと入ってくるスムーズさがいい」by 南木浩史さん(Park Hotel Tokyo)

「マカダミア由来のオイル感があって、馴染みやすいテクスチャー」by 大竹直哉さん(銀座MASQ)

「ドライだけど、甘やかな印象で、余韻もしっかりしている」by 深水稔大さん(Hacienda del cielo)

「とりあえずジントニックが飲みたくなる!」by 清崎雄二郎さん(Bar LIBRE)

どうやらトップバーテンダーの方々にとっても、興味をそそるクラフトジンのようです。

まずはなにはともあれ一度お試しを!


★The Melbourne Gin Company
容量:700ml
アルコール度数:42%
生産国:オーストラリア
価格:5,500円(税別)

★お問い合わせ
ワインツリー
☎ 03-3436-2772
http://winetree.co.jp/

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