開催中!「東京カクテル7デイズ」で
楽しめる3つのこと。<後編>

PICK UPピックアップ

開催中!「東京カクテル7デイズ」で
楽しめる3つのこと。<後編>

#Pick up

東京カクテル7デイズ 2018 by「東京カクテル7デイズ 2018」

「東京カクテル7デイズ 2018」の楽しみ方をご紹介する今月、後編では期間中にバーホッピングが楽しめるバーを、どりぷら編集部が厳選してお届け。バー初心者もそうでない人も、ホッピングしてお気に入りの一軒を探してみよう。

文:Ryoko Kuraishi

3. バーホッピングで、行きつけのバーを見つける

今年は都内66のトップバーが参加する「東京カクテル7デイズ 2018」。


渋谷エリア、恵比寿・代官山・中目黒エリア、六本木・西麻布エリア、新宿・四谷・神楽坂エリア、青山・赤坂エリア、八重洲・銀座・汐留エリア、池袋エリア、そして浅草・隅田エリアと、今年はエリアも大幅に拡大。
今までにないバーホッピングを体験できるというわけだ。


『Twist your Moment! 』(日常にツイストを!)というコンセプトを掲げる今年は、Day(昼間)・Sunset(サンセット)・Night(夜)と、異なる3つの時間軸で楽しめるオリジナルカクテルを、各店舗のバーテンダーが創作。
5月18日〜27日の期間中、カクテルパスポートを持参した人だけが1杯¥1,000(税・サ別)で味わうことができる。


それではどりぷら編集部がバーホッパー向けにチョイスした、バー&カクテルをご紹介していこう。

トップバーテンダー、渡辺高弘さんが手がける「EL CALVADOR」のオリジナルカクテル。左が「El Calvador」、右が「Limon-thol」。

トップバッターは渋谷エリアから。
渋谷・東急文化村にほど近い「EL CALVADOR」は、東京のバーシーンを代表するバーテンダーの一人、渡辺高弘さんのバー。
スタンダードはもちろん、フレッシュなフルーツやハーブをふんだんに使ったカクテルに定評がある。


そんな渡辺さんが「東京カクテル7デイズ」のために用意してくれたのは、Day1種、Sunset2種、Night1種のカクテルだ。


スペインの無敵艦隊から名付けたという店名をそのままカクテル名にした「El Calvador」は、Sunsetのためのカクテル。
ベースのBACARDI 8にカルバドスを加え、シナモンのアクセントを添えている。


Sunsetのためのもう一種、「Limon-thol」は、GREY GOOSEウォッカに自家製のレモンリキュールとシトラスミックスビターズ、数種のフレッシュハーブをブレンドしたカクテル。
ハーブとレモンが爽やかに香る、5月の夕暮れ時にふさわしい一杯である。

神楽坂にある「BAR 鎹(かすがい)」。DAY TIMEのためのカクテル、「ウォーターインプ」とバーテンダーの山谷頼子さん。

お次は、今年のニューカマー、神楽坂エリアから「BAR 鎹」をピックアップ。


神楽坂というエリアらしく、図書館、あるいは書斎をイメージしてしつらえられた店内は、女性一人でも入りやすい雰囲気。
こちらではDay2種、Sunset1種、Night1種を味わえる。


まだ日のある時間帯に楽しみたいのは、「ウォーター インプ」。
HENDRICK’S をベースに、キュウリ、レモンジュース、グレープフルーツビターズを合わせたフローズンスタイルの爽やかなカクテルだ。


一方、夜も更けた頃にはウイスキーベースの「口説きたい女」をどうぞ。
GLENMORANGIEにコーヒーをインフュージョンしたウォッカ、オレンジリキュール、チョコレートビターズを合わせ、ドライオレンジをガーニッシュに。
1日の締めくくりにふさわしい、芳醇なカクテルが誕生した。

左は「Bar Helissio」の「Tender End」、右は「Bar Slainge」の夜のためのカクテル、「Second Flash」。

どりぷら編集部がいま、最も注目している下町エリア。
浅草・墨田エリアからは「FOS」、「Bar Helissio」、「Bar Slainge 」の3軒がラインナップ。
いずれもカクテルの味わいはもちろん、料理も抜群、内装や雰囲気も良く、バーテンダーの人柄が最高!と、つけいる隙なしの良店揃い。


写真は「Bar Helissio」の「Tender End」。
GLENMORANGIEをベースに、自家製キャラメルシロップ、オレンジジュース、シナモンパウダーで仕上げた。
キャラメルの甘い香りと柑橘の爽やかさが際立つこちらは「1日の疲れを癒し、リラックスした夜を過ごさせてくれる一杯」とバーテンダーの上澤秀徳さん。


一方、「Bar Slainge」がイメージする夜のカクテルは「Second Flash」。
ダージリンティーをインフュージョンしたHENDRICK’Sにティーリキュール、マスカットリキュールフレッシュミルクを加えた。
リラックス効果のある香り高いジンに紅茶とマスカットのフレーバーは、心穏やかに過ごしたい夜にぴったり。
1日の締めに訪れたい。

ホテルバーらしい重厚なムードも魅力の「セラ—バー」。

最後は、ホテルバーで唯一の参加となるリーガロイヤルホテル東京の「セラ—バー」をご紹介。
Dayの「Radiant Refresh」、Sunsetの「Remembering Romance」、Nightの「Reve Rouge」、「Ramble Reason」と、ホテル名にちなんですべてのカクテルにRで始まるネーミングを施した。


「新たな一日の始まりとして、ビールの泡をのせたこれまでにない口当たりが魅力的なDay の『Radiant Refresh』」、Sunsetにはわたあめの雲を乗せた遊びココロのあるカクテルを。
Nightには2つの異なるストーリーで、日常の先にある非日常の夢の世界をお届けします」と、バーテンダーの高山光乗 さんと大北拓真 さん。


昼、夕方、そして夜と、それぞれに趣向を凝らしたカクテルをいただける。


そのほかにもオススメのバーはまだまだたくさん!
まずは5月18日から20日までオープンする「Village」にてカクテルパスポートを入手して、気になるエリア・スポットを目指して。
初夏の一日、バーホッピングを堪能してみよう。


カクテルパスポートの購入はこちら

SHOP INFORMATION

東京カクテル7デイズ 2018
2018年5月18日〜27日
東京都渋谷区神宮前6-32-10 エコファームカフェ632
URL:https://cocktailbar.jp/7days

SPECIAL FEATURE特別取材