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あのイベントが、ついに日本上陸!
「東京カクテル7デイズ2017」
<前編>
#Pick up
東京カクテル7デイズ by「東京カクテル7デイズ」
「シンガポール・カクテルウィーク」は開催3回目にして世界各地からカクテルファンが訪れる祭典に。東京も?
世界中のカクテルファンを魅了する「カクテルウィーク」が、ついに日本にもお目見えする。
DRINK PLANETが主催する「東京カクテル7デイズ2017」がそれだ。
5月22〜28日にかけての一週間、渋谷、恵比寿、新宿を中心に約60のバーがこのイベントに参加する。
渋谷のBar 石の華、恵比寿のBar Trench 、The Bar code name Mixology の新店舗となる六本木のMixology Experienceなど、名だたるバーが参加店舗として名を連ねる。
「東京カクテル7デイズ」のベースとなる「カクテルウィーク」は、これまでにロンドン、ニューヨーク、シンガポールの各都市で開催されて好評を博してきた。
海外ではここ数年、カクテルブームが続いており、2010年に初開催した「ロンドン・カクテルウィーク」以降、ヨーロッパはもちろん、北米で、アジアで、世界的規模のカクテルイベントとして注目が集まる一方だ。
日本のバーやバーテンディグは海外でも高く評価されており、海外進出を果たすバーテンダーも少なくない。
それなのに、そうした事情は一部のコアなファンをのぞき、日本では意外に知られていない。
こうしたイベントを東京で開催することで、世界に注目されている日本のバーシーンを改めて一般にアピールすることが期待されている。
一方、「ロンドン・カクテルウィーク」では街のあちこちにポップアップバーやスタンドが登場した。
さて、「カクテルウィーク」の人気の理由は、カクテルファンなら誰でも参加できるという間口の広さ。
例えばロンドンでは市内のバーやパブ150軒をサテライト会場とするほか、街中に出現する特設会場で様々なカクテルやバー体験、お酒にまつわるセミナーやワークショップを気軽に楽しむことができる。
普段はカクテルと縁のないアパレルブランドのショップまでもがカクテルをサーブするというから、その浸透度が窺い知れるというもの。
アジアで先陣を切ったのがシンガポールだ。
先ごろ行われた「シンガポール・カクテルウィーク」にはアジア諸国から多くのカクテルファンが駆けつけ、日本からもBar HIGH FIVE上野秀嗣さん、Bar K藤井隆さんなど多くのバーテンダーが参加した。
主催者から招聘されたというBar Benfiddichの鹿山博康さんに現地の様子を伺ってみよう。
「シンガポールも東京と同様、有名なバーは同じエリアに固まっているので、銀座8丁目界隈のようにバーホッピングができるんです。
いずれのバーもコンセプトがはっきりしている上、カクテルの見せ方が抜群に上手いので、大いに刺激を受けました。
印象深かったのはバックバーの作り方や内装でしょうか。
日本のバックバーはどこも作りが似ていて、そこに置いたメインのボトルとバーテンダーの個性で勝負する印象ですが、シンガポールではバックバーの作りからして店のコンセプトを体現しているんです。
もちろんそれぞれの店のシグネチャーカクテルにもワクワクしました!」
3月の「シンガポール・カクテルウィーク」に参加した鹿山さんは、Bar Nativeでマスタークラスを開催した。
「八戸Legend of Bartender」優勝の副賞としてシンガポールのD.Bespokeにてゲストバーテンディングを行ったのはPAVILIONの杉浦聡さん。
カクテルウィーク中のシンガポールを訪れるのは初めてだったというが、オンオフ問わず大いに楽しめたようだ。
「街中のあちこちでカクテルウィークのポスターを見かけましたし、シンガポールのカクテルウィークは作り手も飲み手も一つになって楽しんでいるイメージでした。
街をあげて取り組んでいる、そんな熱い思いがひしひしと伝わってきましたね。
ATLAS Barで見た、800種類以上あるジンタワーも圧巻でしたし、シンガポールの勢いはまだまだ続きそうだと感じました」
現地で印象深かったのは、満席や立ち飲みを厭わず、一杯¥2,000以上のカクテルを何杯も飲んでいるカクテルファンの存在だったそう。
「シンガポールの人にはネグローニやオールドファッションといったスタンダードカクテルが好まれていましたが、お酒やカクテルが文化として生活の一部に溶け込んでいるのを感じました」
一方、杉浦さんはD.Bespokeでゲストバーテンダーを務めた。
東京での初開催となる「東京カクテル7デイズ2017」は「Classic VS Futuristic,from 1847〜2047」というテーマを掲げている。
各店舗ではこのテーマにちなんだオリジナルカクテルを用意しているのだが、参加チケットとなるパスポートを購入すれば誰でも、このオリジナルカクテルを特別プライスで味わうことができる。
間口が広いという点も、海外のカクテルウィークと同様だ。
またイベントの基地となる“Village”(Weeend Garage Tokyo、渋谷区代官山町1-1)には、Beefeater、 Grand Marnier、Hendrick’s、Ketel One、TUMUGI、Woodford Reserveなどのブランドによるポップアップバーが登場する。
カクテルのテイスティングのほか、ミニセミナーなどワークショップも行う予定だ(いずれも人数限定)。
こちらがただいま発売中のイベントパスポート。
さて、イベントの参加にはカクテルパスポートが必要となるが、そのパスポートには様々な特別特典が付いている。
・"Village”での6種類の無料カクテル体験
・参加バーで使用できる、カクテル1杯の無料チケット
・参加60店舗での特別カクテルをスペシャルプライスで
・“Village”で開催されるスペシャルミニセミナーへの参加(人数限定、先着順)
・グラン マルニエのミニチュアボトルをプレゼント(先着1800名)
・話題のフードデリバリーサービス、UberEATS¥1,500相当分チケット
・最終日に開催されるシークレットパーティへのご招待(抽選)
パスポートはすでにオンラインで発売を開始しており、5月21日までに購入するとパスポート代金が30パーセントOFFとなるほか(¥5,000→¥3,500、税込)、先着順でグラン マルニエのミニチュアボトルをプレゼント。
ペアで購入するとさらにお得(2名分¥10,000→¥6,800)になるので、ぜひお早めに購入を!
次回はこのイベントの遊び方を、イベントのプロデューサーにしてDRINK PLANETディレクターの辻からお話ししよう。
後編に続く。
SHOP INFORMATION
東京カクテル7デイズ | |
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2017年5月22日〜5月28日 渋谷区代官山町1-1(Village) |