INTERVIEWバーテンダーインタビュー
ハリウッドセレブを魅了する
LAクオリティ・カクテルの現在。
<後編>
#Interview <
Giovanni Martinez by「Sadie Kitchen and Lounge」
Photos by Chika Okazumi
ふとしたきっかけでバーテンダーを志すことになったマーティネスさんは、いかにしてトップバーテンダーへの階段を上っていったのか。
ある日、ぺリノ・リカール社がアルコールに関するエキスパートを探しているという求人が目にとまった。
面接に訪れた応募者はなんと19000人。ほとんどの応募者がウイスキーに対するシリアスで月並みな返答をするなか、マーティネスさんは「ウイスキーはパーティで楽しめる喜びの象徴だ」と一風変わった回答をし、採用を勝ちとった。
「その後、1000万円で世界中を好きに旅して、好きなだけ飲み歩き、それらの経験をカクテルづくりや商品開発に活かしてほしいという指令を受けました」
こうしてアルゼンチン、カナダ、U.K.、中国、日本など29カ国のバーシーンの現状を見てきたという。
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